大臣会見概要

平成21年4月24日
(09時23分〜09時31分)

1 発表事項

 なし。


2 質疑応答

Q:海賊新法についてお尋ねします。昨日、衆議院を海賊新法が通過しましたが、結局修正協議が決裂したまま、原案のまま裁決ということになりましたが、この状況の受け止めと、参議院でも協議を行いますが、それについての期待感をお願いします。

A:内閣としては、しっかりとした法律を出したつもりであります。今回、法案修正までいたりませんでしたが、法案をより良きものにということで修正協議が行われたわけでありますが、それがまとまらなかったというのは色々な議論があった中でだと思います。結果として、そこにいたるまでは色々な経過があり、修正協議ができなかったということだと思います。ただ、法案は、衆議院を通過したということでありますので、できるだけ早期に参議院でも審議をしていただいて、修正するところがあれば修正していただいて、護衛の任務を実施するにあたり、良い方にもっていっていただけるものと思っておりますので、今後、どういう議論になるかを見守っていきたいと思いますし、私としては、早期の成立を望んでいることに変わりはありません。

Q:早期警戒衛星の導入についてお尋ねします。週明けに政府の宇宙開発戦略本部で新しく始まる議論の中で、早期警戒衛星の導入ということがテーブルの上にあがるというふうになっているのですが、今回のミサイル事案をとおして日本の早期警戒衛星の導入、独自の導入について大臣はどういうふうにお考えかをお聞かせ下さい。

A:これに関しては、防衛大綱計画、中期防衛力整備計画で議論していくことになろうかと思いますので、「これから検討」ということになろうかと思います。ミサイル発射事案があったときに、毎回衛星の話になるのですが、これはあくまでも長期目標ということになろうかと思います。これだけの事案の後ですから、そういう展開になるのは分かりますが、これはあくまでも予算が伴うものですから、そこはしっかりと議論して、その中で防衛大綱計画、中期防衛力整備計画に規定していくのか、議論していかなければいけないということになりますので、いずれにしても、費用対効果等を含めて考えていかなければならないと思っているところであります。

Q:北朝鮮のミサイル発射によって、導入の気運が今盛り上がっているのですが、そういった「流れ」というわけではなくて、「冷静な議論が必要だ」ということでよろしいですか。

A:それは現在、早期警戒衛星を持っているわけではございませんので、仮に導入としても、時間がかかるわけですから、やはり普段からの議論の積み重ねが重要であると思っています。本当に腰を落ち着けた議論をしていかないといけないと思っております。

Q:このところ、自民党や民主党の中で「議員の世襲を制限しよう」というような議論と言いますか、考えが一部であがっていますけれども、これについて大臣はどのようにお考えでしょうか。

A:議論は議論ですので、私は色々なことを議論されれば良いと思っています。そこで何か分かることもあろうかと思いますので、是非、大いに議論していただきたいと思います。

Q:ご自身も二世というお立場ですけれども。

A:皆さんは、楽な方に評価されて、「楽だから出るのであろう」みたいなことをお話され、「地盤、看板、鞄を持っているから楽に当選できる」と良く言われますけれども、決してそのようなことはなくて、常に目の前に一つの見本があって、それを超えないといけないわけですから、「二世であったら何でも投票してくれるのか」といったらそういうことではないと思います。有権者の方々に、その選択というのはあるわけで、確かに動機付けは非常に良いのかもしれませんが、自分の努力がなければ当選はできないのですから、そんなに簡単なのかなあと思います。私は別に今の議論を見守っていって、どういう結論をだされるのかなあというふうに思っているだけで、「申し訳ございません。世襲でございます。」という感じでございまして、私の意識の中では世襲であっても、決して同じ人間ではございませんので、考え方も違えば、やり方も違うということもありますので、世襲と言われることに対しては、本当のことだからしょうがないのですが、その扱いに関しては、皆さん方の議論にお任せするしかないと極めて冷静に受け止めています。

Q: ご自身は苦労されましたか。

A:簡単ではなく、結構大変ですね。それは、二世であったら色んな部分で足りなくても、「じゃあまあ、せがれだから入れてやろう。」というのも、どうなのでしょう。それは、有権者の方々の判断であり、色々な判断基準があろうかと思いますが、逆に言うと、有権者の方々を馬鹿にしたことになる部分があると思うので、何とも言えませんが、冷静に議論を見させていただきたいなと思っております。

Q:結構大変というのは、良きにつけ悪しきにつけということですか。

A:比べられるということです。

Q:民主党は、それを選挙のマニフェストに掲げているのですが。

A:それはおかしいと思うのですね。それを言うのであれば、きちっとご議論なさった方が良いと思います。安易に選挙があるからといって掲げるのではなくて、冷静に議論をしてお話しをすることではないのかなと思います。やはり、選挙に使うとか、そういうことではないのかなあと思っております。身分に関することは、もっと落ち着いて議論した方がいいような気がします。

Q:自民党内では菅選対副委員長が熱心にやられていますが、菅さん自身が安倍さん、麻生さんと世襲の議員を非常に支持していますけれども、その方がおっしゃるというのは、矛盾を感じるのですが。

A:かたやそういう議論が出てくれば、自民党としても議論するのは当然の事でありますので、幅広の議論を自民党の考え方、民主党の考え方ということでおやりになられるわけですから、政治の世界では当然議論するのは当たり前の話ですが、他にもっと議論することもあるのかなあと思いますが、それも一つだと思いますので、議論を見守らせていただきたい。


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