大臣会見概要

平成21年3月31日
(10時10分〜10時20分)

1 発表事項

 なし


2 質疑応答

Q:北朝鮮のミサイル問題なのですけれども、北朝鮮が主張している人工衛星とは別に元山付近で短距離若しくは中距離の弾道ミサイルの発射準備を進めているという一部報道があるのですけれども、事実関係は如何でしょうか。

A:この報道については承知をしています。いわゆる北朝鮮のミサイルに係わる動向については、防衛省において、重大な関心をもって情報収集に努めているところでありますが、個々の具体的な情報の内容に関しては、事柄の性質上、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。

Q:米国のゲイツ国防長官が米国のテレビ番組で「アメリカ本土を標的としたものではない限り、現時点では迎撃する計画はない」という考えを示されました。これは米国が日本に落下してくるミサイルを迎撃する考えはないということを意味するのでしょうか。これは、これまでの日米両政府の協議の中でそのような方針で合意しているのでしょうか。

A:報道については承知しておりますけれども、防衛省としては米軍の具体的な運用についてコメントすることは適切ではないと考えているところでございます。日米の弾道ミサイル防衛は、両国のアセットの調整を通じて、より効果的な弾道ミサイル防衛を可能なものとすべく、緊密な協力を進めているところでありますし、今回の北朝鮮の飛翔体発射事案に関する我が国周辺での米軍の態勢・対処についてはお答えを差し控えますが、防衛省としてはあらゆる事態に実効的に対処できるように、日米双方の能力に有効に組み合わせて、日米間で連携しつつ適切に対応して参りたいと思っているところであります。

Q:PAC−3の展開がほぼ完了していますけれども、これまでの命令が出た後の自衛隊の動きについては、大臣はどのように評価されていますか。

A:準備に関しては順調に行っていると考えております。若干、不測の事態もありましたけれども、全体的に見れば問題なく準備が進んでいると思っています。

Q:今、お話がありましたけれども、昨日の物損事故は例えば機材の破損とか、そういったものは特に今後のミッションに影響は無いというふうに理解してよろしいですか。

A:そう思っていただいて結構です。

Q:北朝鮮の弾道ミサイル発射時期は4日から8日と決まっていると思うのですけれども、大臣並びに防衛省として4日以降の態勢については現時点でどのような対応をする予定ですか。

A:態勢については、今までやってきた、準備をしてきたことをもう一度確認をしつつ、発射した後の話に関しては私、防衛省というよりも政府全体としてどのように対処していくかということでありますので、今まで国民保護の観点等々、色々なしくみというのはあるわけでありますから、それに則って対処していくことになろうかと思います。

Q:ソマリアの海賊対策が昨日始まりましたけれども、タイミング悪くドイツの軍艦が海賊に襲撃されたりしたようですけれども、無事に始まったことと、今後の任務について大臣のご感想等いただければと思います。

A:これは国民の皆様方から見ても今回の派遣というのは、大変重要な活動であるということを認識されているわけでありますし、国民の生命、そして財産を守るのは当然の任務であり、政府としての重要な責務だと思っております。そういう意味では、順調に彼の地に着いて、その活動が始められたというのは大変良かったと思っておりますし、今後、派遣することが目的ではなくて、任務を完遂することが我々の一番の目標でありますので、海賊対策に対して万全の態勢を考えてやってまいりましたけれども、不測の事態にも備えて、今後とも緊張感を持ってやって参りたいと考えているところであります。

Q:政府高官が「ミサイルが飛んでいるのが見えたら面白いな、見えたらファーって言うんだよな」と、ミサイルをゴルフボールに例えた発言をされたのですけれども、またこのような発言が飛び出したことについてどのようにお感じになりますか。

A:我々は大変緊張感を持ってやっているつもりでございますので、そういうたとえ話が多すぎるのかなという気がいたしますし、もう少し緊張感を持って対処してもらいたいというのが率直な感想であります。

Q:82条の2の3項で今回命令が出ていますけれども、期限が4月10日だったかと思いますが、もし今回、人工衛星だけではなくて、他の飛翔体が準備されているということがあった場合、命令の期限がそういう時期になっていますけれども、それが延長されたりということは可能性としてはあるのでしょうか。もしそれが期間までに撃たれた場合と撃たれなかった場合では。

A:仮定の質問に関しては、なかなかお答えができないわけでありまして、その事態ごとに合わせて、対処の方法というのは色々考えていかなければいけません。情報というものをしっかりと収集していくことがまずは重要なのかなと思っております。「もしも」というのはなかなか答えられませんが、ただ一般論から言えば、朝鮮半島におけるこの問題につきましては、常日頃から情報収集にあたっているわけですから、「もしも」という事態を考えながら、今まで色々なことを準備しているわけですから、その都度判断して参りたいと思っているところであります。


御意見御要望
大臣記者会見概要一覧へ戻る
新着情報一覧へ戻る
トップへ戻る

(C) 防衛省・自衛隊