大臣臨時会見概要

平成21年3月20日
(21時30分〜21時37分)

1 発表事項

 なし


2 質疑応答

Q:北のミサイル発射問題について、梁光烈国防相との間では、大臣の方からどのような懸念をお伝えになり、先方の国防相の方からはどのような返答があったのでしょうか。

A:内容については、「北の懸念というのは色々な意味で我々の一番の関心事項である。その情報等があれば」というお話しを懇親の場で梁国防部長にしました。その点は同じように、「情報もとっているし、また、日本がそのような認識というのはよくわかるが、ここは冷静に対処しつつ、そして一番いいのは北朝鮮が撃たないのが一番いいわけです。」という程度のものでありました。内容についてはそのような感じでしたので、特別それに対して今の動向とか、ということではなく、基本認識というか、その程度の感じでございました。

Q:大臣の方から中国側に実現を促すように努力を求めるというようなご発言はあったのでしょうか。そしてそれを受けて国防相の方からの返答はどのようなものだったのでしょうか。

A:国防相の方も「撃たないのが一番いい」ということだけを私は聞きました。呉委員長の方が、「そういうことがあれば」というお話しをしておりました。今回は中国側から明確に「こうする」というような話はありませんでした。

Q:ミサイルの話ですが、「北朝鮮がミサイルを撃たないのが一番いい」といった発言というのは、国防部長が直接されたのでしょうか。

A:いえ、それは国防部長の話の中で出てきた話ですが、明確には「それであるならば一番いいし、それに対して日本等が淡々とこれを受け止めた方がいいのではないか。動かない方がいい。冷静な態度をとった方がいいのではないか。」というお話をされておりました。

Q:それは会談の場ですか。

A:違います。その後です。

Q:「冷静な対応をとった方がいい」というのは、日本が迎撃をするようなことはしない方がいいという、そういうニュアンスでの発言でしょうか。

A:わが国の領土・領空・領海に飛んでくるものに対しては対処するというふうに私自身は前々から申し上げているところでございます。そういうことは私の方からもお話をしました。ですから、私自身もそういった意味では冷静に対処していこうということは申し上げました。

Q:空母の話ですが、中国側から「永遠に持たないわけにはいかない」ということで、所有の意思を明確に出すということですけれども、それに対して大臣の方から何か・・・。

A:私の方から特別コメントはしませんでした。

Q:建造も認めているというような、そういうニュアンスですか。それとも意思を示したというふうに何か・・・。

A:そこまで詳しくはなかったと思います。今の言葉どおりではないでしょうか。

Q:先程のミサイルの「冷静に対応して動かない方がいい」というのは、その・・・。

A:「動かない方がいい」というのでなくて「冷静に対処した方がいい」ということです。「迎撃」という言葉が一人歩きをしていますので、「迎撃」と言うと、まだ衛星なのかミサイルなのかも分からずに上がったものに対してそれをすぐ撃ち落とすような感じがしますが、前から言っているようにわが国の領空・領海・領土に落ちてくるもの、これは対処するのが当たり前の話であります。私どもとすれば、「冷静に対応していく」ということの意味はそういう意味です。

Q:それを伝えたのは梁部長にですか。

A:そうですね。我々とすれば冷静な対応というのは当たり前の話であります。間違ったコメントを発するわけにはいきませんので。

Q:大臣の方からそういった説明をされたことに対して、梁部長の方から「冷静に対処した方が・・・」

A:いえ、それは一連の流れの中でお互いに「そうですね」ということです。軍のトップ同士がそんな過激な話をするわけにはいきませんから、お互いがやはりそういうふうな、暗黙の了解ではありませんが、そういうことのような雰囲気ではありました。


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