大臣会見概要

平成21年3月19日
(08時40分〜08時45分)

1 発表事項

 3月20日及び21日に、中国を訪問しまして、梁光烈国防部長との間で日中防衛首脳会談を行うこととなりました。昨年5月の日中首脳会談等での合意に基づくものであり、防衛大臣の訪中は5年半ぶりとなります。重要な隣国である中国との間で、防衛分野での相互理解、信頼関係を深めることは両国のみならず地域及び世界の平和と発展にも貢献するものであり、今回の会談では双方の防衛政策、地域情勢、今後の防衛交流等について率直な意見交換を行うこととしております。


2 質疑応答

A:我々の現状とそして国としての対応等も色々とあるわけですから、会談の内容について言及があればお答えしていきたいと思いますし、お話しをしたいと思います。

Q:北朝鮮のミサイル問題については、重点を置いて中国に働きかけをしていきたいということでしょうか。

A:それは色々な場面で言っていかなければならないと思っています。別に積極的ということでもなく、今回5年半ぶりの中国との会談であるわけですから、そこは幅広にやっていきたいと思っております。その中の課題の一つであることは事実です。

Q:北朝鮮のミサイル問題で、破壊措置命令を、自衛隊法82条の2の1で閣議決定をして命令を出すというような報道があるのですが、それについてはどのようにお考えでしょうか。

A:まずは情報収集をしっかりとして、その中で色々な法律的な部分について、他の役所にも関わることは沢山ありますから、政府として判断をしなければいけないことなので、「1項で決めた」とか、「閣議決定はどうするのか」という段階ではなく、各省庁からの意見も含めて官房長官の下で整理をした上で決めることになろうかと思います。ただそう時間をかけようとは思っておりませんので、ご相談をしながら早急に考えを決めたいと思っています。

Q:今回に関しては4日から8日と日程が限られていることや、午前11時から4時までというような時間帯が限られているということなのですが、大臣としては、82条の2の1でいくのがいいのか、3でいくのがいいのか、今のところどのようにお考えでしょうか。

A:それも勘案中です。あちらが日にちと時間を言ったからといって、それが固まったというのは誰も言ってくれません。また、確度の高い日程で「その間に撃ちます」ということは分かりませんので、そういうところも含めて情報収集していかなければならないと思っています。

Q:北朝鮮がミサイルを発射した場合に、上空を通るとされている秋田県や岩手県などの地域にPAC−3を移動する考えはありますでしょうか。

A:それも含めて検討しています。現在、PAC−3の配備も含めて「情報収集してこれから判断します」と先程来言っているわけですから、その件についてはまだ具体的にコメントすることではないと思っています。

Q:自衛隊法第82条第2項の1と3については、対処の方針として、対処するということを国民に公表する、しないという違いがあると思うのですけれども・・・。

A:基本的に我が国の安全については、何かある時のためにベスト・ウェイを選ばなくてはいけないので、まだそのような情報、分析も含めて、何をどうするのかということも含めて、防衛省だけではなくて政府全体で考えていくことですから、そこは慎重に考えてやっていきたいと思っています。


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