大臣会見概要

平成21年3月10日
(10時00分〜10時07分)

1 発表事項

 なし


2 質疑応答

Q:昨日、北朝鮮の報道官が、「北朝鮮が発射した人工衛星を迎撃した場合、その迎撃というのは戦争を意味する」というふうな主旨で警告する宣言を発表しました。防衛省としてのご見解をうかがいたいと思います。

A:ご指摘の報道は承知しておりますが、政府としてはこれまで通り、地域の安定と平和を損なうような行動は慎むように、北朝鮮に求めていくことが重要だと考えております。いずれにせよ、防衛省としては、北朝鮮の弾道ミサイルの問題については、充分な情報収集を行うとともに、事態に適切に対応できるように、万全の体制を整えて参りたいと思っております。

Q:これは自衛隊法第82条の2をその状況においては適応するということなのでしょうか。

A:今まで色々な対応を考えてきているわけです。我が国の安全というものを考えれば、今まで通りの態勢や考えてきたことをしっかりと行えるようにしておくしかないわけです。

Q:今のような北朝鮮の挑発的な態度についてはどのようにお感じでしょうか。

A:外務省など政府を通じて色々な形で自制を求めるということは今まで行ってきました。北朝鮮の方で何を言われようとも、それが地域の安定を乱すことになるということであるならば、それを言い続けていくことですし、そこは冷静に対処していくべきだと思っております。

Q:北朝鮮がこのようなタイミングで、この種の発言をするというのは、どのような狙い、意図があるとお考えでしょうか。

A:その意図はわからないわけです。色々なことが考えられるかも知れませんが、そこにある意図というのはわかりません。「なぜこの時期に」というのも同じであり、何とも言いようがないところであります。

Q:麻生内閣の支持率なのですけれども、民主党の小沢さんの秘書の問題が噴出したこともあって若干回復した社の調査があるようなのですが、支持率の現状についてどのように受け止めていらっしゃいますか。

A:前々からお話ししているように、支持率で右往左往することなく、与えられた仕事をやることが重要だと思っています。色々な問題が起きたときに国民の皆さん方が反応しているということは良く分かりますが、麻生内閣に対する厳しい目というのは変わらないわけですから、我々のやるべき課題をしっかりとこなすことが重要だと思います。とにかく、今は支持率云々よりもまず今の経済状態、そしてまたお話にあったような地域の安心、安全というものを我々のポジション、ポジションで対応して、しっかりとそれを明確に説明できるようにしていくことが重要だと思っています。一気に信頼関係が変わるということはなかなかないと思いますので、地道な努力をしていくしか方法はないと思っております。

Q:「信頼関係」とおっしゃいましたけれども、ある程度内閣には国民の側からすると多少不信があるというようにお感じになりますか。

A:「不信」というよりも、政治というものは一つずつの積み重ねで来ているわけですし、いきなり奇跡的なホームランを打つというようなことはなかなか考えにくいわけであります。いかに今の生活を維持しつつ大幅な変化がないように保っていくのが重要だと私は思っておりますので、政府が大きなホームランを狙うような政策というのはなかなか考えにくいわけですから、「信頼」というのは、「ぶれない」とか「安定している」というような「安心感」というものが求められるものだと思います。私は敢えて急に国民から信頼を得られると思っていませんので、一つずつ積み重ねをしていくことしか方法がないと思っているところであります。


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