大臣臨時会見概要

平成21年2月7日
(19時30分〜19時40分)

1 発表事項

 なし


2 質疑応答

Q:今、次期駐日大使とも目されるジョセフ・ナイさんと会談されていましたけれども、どのようなお話し合いをされたのでしょうか。

A:ナイさんは、「アーミテージ・ナイレポート」というものを書いて、我々の安全保障政策にも大変ご示唆を頂いている教授でありますので、そういう意味では今後、駐日大使になったとすれば新しいオバマ政権の下で日米関係の強化をしていく上で、今後ともご協力願いたいというお話をさせていただきました。私が大臣に就任する際にも日米関係の強化などを総理からもしっかり言われているわけですから、そのこともお伝えをして、今後の色々な部分で教授という立場でもありますので、教えていただくこと、ご助言をいただければということでお話をしておきました。

Q:沖縄の米軍基地の再編について何かお話は・・・。

A:今日は、そういう具体的なお話はしませんでした。これからのアジア関係での日本の立場、米国の立場というものを今後どのようにしていくのかということも含めて、色々とご意見を頂いたところであります。

Q:今日1日、各国の防衛大臣と会談されて、特に大臣の方から海賊対策についての言及があったようですけれども、今日の一連の会談の成果はどのようなところにあるとお考えでしょうか。

A:今回、初めての海外での会議ということもあり、そしてまた特にヨーロッパの国防大臣とお会いできたというのもありますし、中にはお会いできなかった方もいらっしゃいましたけれども、今般、色々なところで顔を合わせた中で特にEUの方々もいらっしゃいますので、海賊対策、そういった話題に対して「我々も今、準備をしている」というお話をしながら「今後、もしも出ることがあれば、色々な情報等も含めて教えて下さい」というお話を申し上げて、その際には皆さん方快く、「是非、日本にも来てもらって一緒にやりたい」というお話もしていただきましたので、私はそういった話をしていただけたというのは一つ前進なのかなと思っているところであります。

Q:今日のセッションのテーマともかぶるのですが、今回、日本とヨーロッパとの安全保障対話という観点でも捉えることができると思いますけれども、日本の安全保障にとっても欧州の重要性というのはどういうふうにお考えでしょうか。

A:EUは、色々な国の一つの集合体、そしてまたその中における安全保障政策、それに対する防衛産業のあり方等々、かなり先駆的な部分もあります。そういった意味では、私が政務次官のときも英国に来たとき取得改革の話し合いがされていましたから、今回、色々なテーマを見ていますと、一つずつ前に進んでいるわけですし、また私のテーマではなかったのですが、軍縮ということも含めて色々と議論されており、そしてNGOの方々も今回こういった形で参加して議論しているというのは大変興味深く、今回ヨーロッパというところに来てそのようなものに触れられたということは大変重要であり、私としてはプラスになったと思います。ですから安全保障政策は、色々な選択肢があり、良くご批判を受ける米国との関係というものも私どもとすれば日米安全保障条約を結んでいるわけですから、それを基盤としながらも、やはりヨーロッパの国々との関係というものをもっと深めていくことによって色々なものが見えてくるのかなという気がします。それは特にヨーロッパの裏庭といわれるアフリカについても、ヨーロッパ各国はファー・イーストといわれる日本の記事よりも、アフリカの記事というのは毎日必ずニュースで流れているわけですから、そういったものを含めてヨーロッパの国々との関係を見るということと、そしてそこからまた新たなものが見えてくるという意味では、大変重要なことだということを改めて思ったというのが率直な感想です。

Q:先程のナイさんとの会談の中で、「ナイ・レポート」のことについても触れられたと思うのですが、前回、前々回の防衛大綱の時もナイさんのレポートがある意味影響を与えた部分もあると思うのですが、今後10年間の防衛戦略、防衛政策を考える上で、大綱の話で示唆を受けたことやお話しになったことというのは。

A:今日は会談が30分しかなかったので、その話は出ませんでした。ただ、「近々お会いしたいですね」というお話しはさせていただきましたので、今後のお話しということになろうかと思います。

Q:去年、当時の高村外務大臣が来られて、今年も大臣が来られてということなのですが、ミュンヘン会議の重要性を認識した上で、このような形が今後も続くというふうなことでしょうか。

A:我々とすればこのような会議には参加をすべきだと思います、先程もパネルの中で、そして終わってからも色々と話をしたのですが、大変興味深く感じました。大きな議論に、各国の大臣などに対して学者さんやNGOの方がパネラーだけで話すのではなくて、参加して質問を行って、そこで真面目に議論しているわけです。ですからこの真面目さがあるというのは、45回続いてきたこの会議の非常におもしろいところでありましょうし、そして今日はサルコジ大統領が来られて熱く語られ、メルケル首相もそこで話しているということは、非常に身近に感じられましたし、それにそういった欧州の国防大臣や色々な方が集まっている中に、わが国の外務大臣なり防衛大臣が来て話をするというのは、わが国としてアピールする機会をいただいているのではないかなと思いますので、ぜひ今後、可能であれば来られたらいいなと思っております。

Q:議長国のチェコ及び仏国の国防大臣との会談がキャンセルされたということなのですが、残念な結果になったと思うのですが、どのように受け止めておられますか。

A:これはたまたま時間の問題で、チェコの場合もその後ユングさんの昼食会 の席でお会いをして、少しお話しをさせていただきましたし、そして仏国のサルコジ大統領がパネルでかなり熱弁をふるわれたので時間がとれなくなりまして、同じ昼食会で仏国大使から「大変申し訳なかった」ということで色々なお話しをさせていただいて、仏国の方とのお話しの時間もとれました。確かに正式な会談ができなかったのは残念ですが、その後のフォローは上手くできたと思いますので、正式な会談ができなかったことは残念でしたが結果的には場所は違えど様々なお話しができて良かったと思っています。


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