大臣会見概要

平成21年2月6日
(09時32分〜09時46分)

1 発表事項

 今日、閣議で私の海外出張についてご了解をいただきました。


2 質疑応答

Q:出張についてなのですが、今日からドイツの方でミュンヘン安全保障会議出席となっておりますが、海外への出張のねらいと、大臣としてどのようなことをメッセージとして発信したいと思いますか。

A:ミュンヘン安全保障会議は、安全保障に関する最も権威のある国際会議の一つでもありますし、本年45回目となるこの会議には、開催国のドイツを始め欧米主要国の閣僚、国会議員、国防当局幹部等が多数お出でになられて、安全保障に関する率直な意見交換が行われることが見込まれておりまして、国際平和協力活動における欧米諸国との協力や、NATOとの交流が拡大する中、テロ等のグローバルな課題に対する取組みを含め、我が国の防衛政策を発信することによって、我が国の防衛政策への各国の理解を深めるため、本会議で初めて防衛大臣として出席することとしたところであります。また、この機会に参加する主要国の国防大臣等と会談を行って、様々な安全保障上の問題や防衛交流等につき意見交換を行うことで、相互理解、信頼関係及び協力関係を増進したいと思っているところであります。

Q:会談の予定の中で、欧州各国の防衛大臣の他、アメリカのハーバード大学のジョセフ・ナイ教授との会談の予定が入っていると思いますが、アメリカの知日派の代表格になるかと思いますが、その方との会談ではどのような・・・。

A:今回、二国間会談の要望に対して各国から受けていただいて会談を予定していますが、チェコを始めフランス、ドイツ、シンガポール、英国、そして今お話にあったナイ教授と会うことができることになっていますので、お話をできるということは大変重要だと思っていますし、特にナイ教授との会談は、新しい政権ができたわけですから、日米同盟始め安全保障分野について有意義な議論ができると思っておりますし、ミュンヘンの会議では「地球規模の課題とグローバルガバナンスの危機」というのがテーマでパネルディスカッションがありまして、私とナイ教授も出席することになっておりますので、ナイ教授から地球規模への課題の対処についても示唆に富む助言を得ることができるのではないかと期待をしているところであります。

Q:同様に海賊対策等についても、会議並びにバイの会談ではテーマになると思いますが、現在政府として準備を進めている段階だと思いますが、大臣として欧州各国の大臣等に対して、海賊対策についてはどのような・・・。

A:今回のソマリアにおける海賊対策について色々な国が船を出しているわけでありますので、そういった意味では今回日本の方もそういった準備をしているということを伝えながら、必要に応じて情報提供等を含めていただきながらということになりますので、そのスタートの前にこういった形で各国の大臣とお会いできるというのは非常に我々も一応の端緒を切れるかなという気がしております。

Q:大臣就任4ヶ月強で初めての外遊になると思いますが、改めて所感をお願いします。

A:基本的に防衛交流ということを考えたときには、大臣が色々な国と理解を深めるため協議をし、そしてまた問題意識を共有することによって、事務レベルがその国に行ったときの一つの弾みにもなり、交流が更に促進すると私自身も思いますので、こういった形で海外出張できるというのはありがたいことであります。しかしながら国会等の色々な制約もあって出られないということも多いわけですから、こういうチャンスにできるだけ多くの大臣と会えることは大変有意義だと思っているところであります。

Q:大臣の地元の千葉で3月に県知事選挙が行われる予定だと思いますが、現状で堂本知事が不出馬の方針を固めたと見られ、それ以外に森田健作さんや白石真澄さん、あと共産党や他の候補をですね、現知事が後継と想定される方に出馬を依頼されている状況だと思いますが、まず大臣としてどういうスタンスで、またどういう方を支持推薦、応援等のスタンスをとられるかということについて・・・。

A:堂本知事が2期務められたわけですし、過去2回ご当選された知事でありますので、その方がお辞めになるということになれば、当然色々な方が出馬されるというのはしかるべしだと思います。今般、色々な意味で千葉県連としても議論を重ねてきたわけでありますが、なかなか候補者を絞りきれなかったところです。選挙まで時期的にもあと1ヶ月しかないわけですから、森田健作さんをはじめ、色々な名前が出ているわけでありますが、私とすればなかなか決めきれない状況の中で、色々な形でご紹介してくれた人もいたり、そういう中で白石さんが、「お願いします」という形で来られたわけで、他の方は誰も私のところへ頼みに来ないので一応、候補者の1人としてご紹介を申し上げました。白石さんは経歴等含めても極めて能力の高い方でありますし、また千葉県の教育委員会にも長く関与されてきたということで今回、私の支持者の皆さん方にもご紹介申し上げたということであります。他の方でご相談に来る方がいらっしゃらなかったということもあり、私なりに判断をして、やらせていただきました。党の方で候補者が決定していれば、また違った話になったのだと思いますが、知事選に出るというのはなかなか大変なことでもありますので、そういう意味では我々も何回か戦わせていただきましたが、なかなか知事選で勝てないということもありましたし、また千葉県会議員の先生方が多いものですから、先生方の意向等もありますので、なかなか一つにまとめ切れていないというところが今回のような情勢になったと思っているところであります。

Q:1月の山形の県知事選では、自民党の支援する候補が民主党の支持する候補に敗れるということがあったと思うのですが、今回3月の知事選が国政等に与える影響と国政と言いますか、国会の状況と千葉県知事選の関係についてはどのようにお考えでしょうか。

A:現在の知事選挙というのは、県民の皆さん方、まさに国政選挙との兼ね合いというのが果たしてリンクするのかどうかというのは少々分かりづらいところもあります。時代が変わって色々な選択肢が増えてくれば、なかなか一つの党だけで勝てるということではありませんし、県のトップに立つということになれば、特に人物本位といったものが段々重きをなしてきているのも事実ですし、自民党自身の組織も含めてかなり様変わりをしてきているのは事実だと思いますので、知事選と国政選挙との関係というのも、評価の仕方、分析の仕方を変えた方がよいのではないかとは思います。全国の知事選を見ていれば、政党関係の支持によってというところもあるわけですが、この頃は政党に頼らずに出られて勝つ方が多いわけでありますので、最後は県の行政がスムーズにいく方、そして自分独自の考え方を出せる方というのが重要になってきたのではないかなという思いもあります。選挙はやはり最後は自分自身で戦うものなので、国政選挙と知事選挙とは少し流れ的には違うのかなという気はします。

Q:外遊についてですが、アフガニスタンの問題についても、先程大臣の方から「テロとの闘い」というお話しもありましたけれども、オバマ新政権にもなり、ヨーロッパもアフガニスタンでは色々と大変な目にも遭っているという中で、日本として何か改めて表明される、大臣として表明されるようなことはありますか。

A:アフガニスタンについては今まで慎重に対処してきたところもありますし、この件は私の所管よりも、外務省関係で引き続き行っているわけですから、そういう意味では私からは話をするべきかということも含めて考えていかなければいけないのかなと思っております。しかしながら、アフガニスタンの話は当然出ると思いますが、政府や防衛省としての色々な制約なり、またその中でどういうふうに対処していくか等の課題があり、やはり外務関係との「車の両輪」としての我々の立場、足らざるところを足していくというやり方をご理解をしていただくようなお話をするにとどめるかもしれません。


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