次官会見概要

平成20年12月18日
(15時00分〜15時08分)

1 発表事項

なし


2 質疑応答

Q:イラクで活動していたC−130が昨日最後の1機が日本に向けて飛び立ったということで、いちおう活動の主力の部分が日本に引き揚げてくるわけで、一つの節目だと思いますが、それに対する総括的なご所見と、今後の国際協力活動の柱というのはどうしてもアフガニスタンに話が行くと思うのですが、テロ特措法がこの間とおりましたが、現時点でそれ以外の防衛省からの支援のあり方とか、そういうことの考え方があればお願いします。

A:今ご質問の中でもありましたように、C−130については既に3機がクウェートを飛び立って日本に向かってきているところでございます。この活動も、既に前に終わった陸上自衛隊のイラク国内における活動も、いわゆるイラク特措法に基づく活動でございました。基本的にはイラクの復興というものに寄与するために、そういう活動を陸上自衛隊、航空自衛隊が中心となって行ってきたわけでございます。イラクにおきましては、現在治安も改善傾向にあると聞いておりますし、民主的な政府の下でイラクの人々の手によって復興が成し遂げられるようになってきたと思っております。私どもの航空自衛隊の活動、また陸上自衛隊の活動が国際社会の色々な取り組みとあいまって、こういう現在のイラクの状況に貢献できたのではないかと感じているところでございます。また自衛隊の活動としては、私どもとしては国際社会からも高い評価を得ていると認識しておりまして、これはこれらの活動に携わった一人一人の隊員の成果であろうと思っているところでございます。それからもう一つご質問にありました、今後という点でございますけれども、私どもとしては前から申し上げておりますように、いわゆる今後の国際平和協力につきましては、わが国が行い得る活動であるとか、そのための枠組みとしてどんなものがあるかということについて幅広く検討しているところでございます。そういった検討の一環として、国際社会の関心が高く、また40ヶ国以上の国が部隊を派遣しているアフガニスタンについても色々な可能性を含めて多方面な検討を行っていることでございます。政府としてアフガニスタンの関係で、「これを行う」といったようなことが決まっているわけではございませんけれども、いずれにいたしましても、防衛省としてはいわゆる国際平和協力活動の本来任務化というものを踏まえながら、色々な検討をして参りたいと考えているところでございます。

Q:アフガニスタンの他にも、ソマリア沖の海賊対策の話もあると思うのですがこれの検討状況は如何でしょうか。

A:今ご質問にありましたソマリア沖の海賊の問題、また広く海賊の問題につきましては、まず政治の場でも超党派、また与党の枠組み、また自民党の中でもプロジェクトチーム等を作って色々検討をしておられると認識しておりますし、そういう検討に際して必要な情報提供、また知見の提供等を防衛省としてさせていただいているところでございます。それから、政府の中でも海賊については、内閣の方に置かれているグループを中心に検討をしているところであります。防衛省としても、そういう検討の中に政府の一員として参加をさせていただいて、積極的な検討に参画しているところでございます。

Q:国際平和協力活動ですが、PKOの派遣人数からすると世界の中でも80何番目ということで非常に低いと指摘されているのですけれども、この低い原因というのはどういうふうにお考えでしょうか。

A:低い原因というと、他の国との比較の議論になりますので、なかなかコメントしづらいのですが、私どもとしては色々な活動の中で、わが国、そして自衛隊に相応しい活動というものを、それぞれの活動毎に分析し検討して参加をしているということでございまして、その結果が、今「世界で何番目」とおっしゃいましたが、そういうことに繋がっているということでしょうけれども、そのことについて私の立場で低いとか高いとかという観点で考えているわけではございません。

Q:参議院外交防衛委員会で、制服自衛官、幕僚長の参考人招致を認めることはできないと回答されましたけれども、そもそも制服を国会に呼ぶことについて次官はどのようにお考えでしょうか。

A:この問題につきまして、私がどうこう言うよりも、私ども防衛省の考え方というものについて申し上げれば、私どもとして国会に対する対応、国会からの政府側に対するご質問についての対応ということにつきましては、大臣がご答弁になるわけでございますけれども、その他官房長、各局長等々が補佐をさせていただいておりますので、それで十分答えているのではないかなと思っております。いわゆる制服の方の国会での答弁につきましては、国会の場において色々ご議論がこれまでも行われてきていると思っているところでございます。そういったご議論がなされているというものを見守っているというのが私どもの考え方でございます。


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