大臣会見概要

平成20年12月09日
(10時30分〜10時40分)

1 発表事項

 なし


2 質疑応答

Q:在日アメリカ軍再編の関係費として、防衛省が1,000億円の予算要求を決めて、それも防衛関係費とは別枠で求めているという報道がありました。この事実関係と、また今年度の5倍という巨額になった背景と、予算計上によっては再編が完了する予定になっている2014年というロードマップにも影響が出てくるのではないかという見通しもありますけれども、大臣ご自身の見通しを含めてお願いいたします。

A:報道があったことは承知しているところですけれども、米軍再編関連事業のうち、地元負担軽減に資する措置については、予算編成過程における地元や米軍等の調整の結果を予算に反映させることが必要なことでありますので、予算編成過程における検討を踏まえて必要な措置を講ずることとしておりますけれども、現在、最終的な調整を行っているところでございますので、具体的な計数を申し上げる段階にはございません。別枠というお話が今あったわけでありますけれども、米軍再編経費については「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006」、「骨太の2006」と言われていますけれども、今年度の概算要求基準において、「予算の更に思い切った合理化・効率化を行ってもなお、米軍再編に関する地元負担軽減に資する措置の的確かつ迅速な実施に支障が生じると見込まれる場合は、各年度の予算編成作業過程において検討して必要な措置を講ずるものとする」とされているところであります。平成21年度における米軍再編関係経費の取扱いについては、現在、財政当局の調整を行っているところでありますので、現段階で申し上げることはできないということでございます。

Q:報道各社の世論調査によると、内閣支持率が軒並み20%位の前半と急落しています。閣僚のお一人として、その原因はどういうところにあるのか、あるいは今後どうされていくのか、大臣の受けとめをお願いします。

A:数字が出たのは、総理もおっしゃっているとおり、大変遺憾でありますし、全て総理の責任というお話もありました。しかし、今の社会的要因と経済状況等々によって心理的に大変厳しい状況に来ている状況の中で、総理の発言、そしてまた施策の問題等々が絡まってこの数字になったと思うわけでありますが、閣僚の一人として言わせていただけば、我々の色々な意味での説明不足というのがあるのかなという思いもあります。また、「今後どうするのか」と言われれば、これは今まで色々な形で施策を出していただいたわけでありますが、そういったことも含め今後の予算編成等々によって、今ある経済状況をしっかりと改善し、対応していくことを前面に押し出しながらやっていくことが重要なのではないかなと思っているところであります。閣僚の一人として、内閣支持率が下がったということに対しては大変責任を感じますし、確かに数字は厳然として出ているわけでありますけれども、そこは今やれることをしっかりとやっていくことが重要だと思っておりますので、今後とも国民の皆さん方にご理解いただけるように頑張っていきたいと思っているところであります。

Q:内閣支持率に絡んで、「麻生対小沢」というようなことが言われますけれども、小沢さんの方が総理に相応しいというような反応が出ています。これについて、麻生さんの総理の資質についてどのようにお考えですか。

A:色々なことをご指摘受けますけれども、総理になられて2ヶ月ちょっとということも含めて考えれば、ご自分が今やられていることを色々な形で自分で判断されながら努力をしているということは間違いないことだと思っておりますし、そういう意味では私はご自分の持ち味というのがまだまだ発揮されていないのではないかなという思いもいたします。ですから、小沢さんとの対比というのはいつも言われるわけでありますけれども、これは「攻める側」、「受ける側」というのが必ずそこにあるわけでありますので、ご本人がもっと持ち味を発揮されれば、資質の点においては疑うところはないと思っておりますので、しっかりとした舵取りを今後していただければと思っているところであります。

Q:反転攻勢の鍵はなんだと思いますか。

A:それは、ご自分でもう少し自信を持たれて、ご自分の言葉でもっともっとしゃべった方が良いのかなという思いもいたします。

Q:今日の閣議、閣僚懇では内閣支持率についての発言や、やり取りはあったのでしょうか。

A:それは特にございません。

Q:今のお話に関連して、総理になられてまだそれほど経っていないわけですけれども、中堅・若手の中で、早くも「ちょっと麻生さんどうなんだ」といった政権の方針にやや反するような言動をされる方も見受けられるのですけれども、こういう党内の反応についてはどうご覧になっていますでしょうか。

A:色々なお考えの方がいらっしゃるのは事実でありますし、それに対して我々どうこう言う筋合いもないわけでありますが、しかし元々自由民主党は一般論として、こういった状況になったときは一つになってくるのが持ち味であったわけでありますけれども、そういった意味において、党内ががたがたするようなことは私はないと思っておりますので、色々なご批判、色々な行動があっても別に驚くにあたらないと私は思っております。最後は一つにまとまってよりよい方向にその意見を取り入れながらやっていくということが、我々自由民主党の懐の深さだと思っておりますので、やり方の問題は色々あるかもしれませんけれども、思いは、今、日本の国のこの状況をどのように打破していくのかが目標だと思っております。私からすれば、このようなことはよく自民党の中で起こりうることでありますが、最後は一つにまとまってくれるものと私は思っているところであります。

Q:党内から選挙の顔としての麻生総理に疑問の声もあがっているわけですけれども、それについてはどう受けとめていらっしゃいますか。

A:当然これは来年の9月までに選挙があるのは事実だと思います。9月には任期が来るわけでありますので、ただ、その時の顔というよりも、今までも自民党は個人個人の選挙によって自分の持ち味を発揮して戦ってきた政党でありますから、そういう意味において顔というもので選挙と言うのはちょっと言い訳がましいのかなと思っております。戦いは最後は一人で戦うものだと私は思っておりますので、そういう意味においては顔だとかなんだとかいうのは、私自身はあまり関係がないのかなと思っているところであります。


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