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第18期統合短期課程 統合幕僚学校長講話

令和5年8月24日(木)、第18期統合短期課程学生(自衛官23名)に対する統合幕僚学校長(二川達也海将)講話を行いました。

二川学校長は、過去15年で大きく変わった我が国の安全保障環境を振り返りつつ動機付けした上で、今後15年以上防衛省・自衛隊の中核として勤務する学生に対し、高級幹部に求められる資質や在り方などについて講話しました。

指揮官に求められる資質として、最小限の努力で最大限の効果を発揮するための考え方、問題分析能力及び判断力を研ぎ澄ませるためのたゆまぬ努力の必要性、部下指導に際しては日本人の性質や多様性に対する理解がその根底にあることなどについて、自己の経験を交えつつ学生に伝えました。最後に、自衛隊の統合運用の実現には、各軍種の組織文化を補いつつ活かすことが必要であり、そのためにも統合短期課程及び防衛研究所一般課程で共に学ぶ同期の「縁」を大切にすることが肝要である旨、学生に言葉を贈り、激励しました。

学生は、上級指揮官及び幕僚としての視点から、指揮官としての問題認識とその解決に至る思考、今の時代の部下指導にあたっての留意事項などを積極的に質問していました。

統幕学校長 海将 二川達也 統幕学校長 海将 二川達也

統幕学校長 海将 二川達也

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