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令和5年7月28日 自衛隊高級課程合同卒業式

7月28日(金)、目黒基地大講堂において、木村防衛大臣政務官をはじめ各幕僚長等を迎えて、統合幕僚学校、陸上自衛隊教育訓練研究本部、海上自衛隊幹部学校及び航空自衛隊幹部学校による「自衛隊高級課程合同卒業式」を挙行しました。

今期の卒業生は、陸・海・空の幹部自衛官46名と、インドからの留学生1名であり、昨年10月に各自衛隊の幹部高級課程に入校、本年3月から統合幕僚学校の統合高級課程に入校し、各種講義や国内外の部隊研修等を通じ、上級部隊の指揮官あるいは上級幕僚としての職務を遂行する上で必要な、自衛隊の統合運用等に関する知識や技能を修得し、約1年間の教育を終えました。

執行者を代表して、統合幕僚学校長の二川海将が式辞を述べ、我が国の新たな安全保障政策の具体化の担い手として、また、強い使命感と執念をもって各部隊等における任務遂行の原動力となるとともに、統合運用体制の更なる強化の牽引者となるよう要望しました。

続いて、木村防衛大臣政務官が訓示を述べられ、我が国が、戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面していることを踏まえ、本課程で学んだことを活かし、それぞれの組織の中核的な立場で、国民の命と平和な暮らしを守りぬくという崇高で気高い任務を担う誇りを胸に、職務に精励するよう要望しました。

最後に、統合幕僚長の吉田陸将が、現在の国際社会が、力による一方的な現状変更を許容せず、法の支配に基づく国際秩序を維持できるか否かの分水嶺にある中で、「戦略的思考」、「リーダーシップ」及び「信頼構築」の3点を実践陶冶するよう要望する旨訓示しました。

卒業生は、各学校長等と学校職員の見送りを受け、航空自衛隊中央音楽隊による粛然とした演奏の下、各々の任地に向け目黒基地を後にしました。

【学生申告】 【卒業証書授与】

【学生申告】

【卒業証書授与】

【合同執行者代表 統合幕僚学校長式辞】 【木村防衛大臣政務官訓示】

【合同執行者代表 統合幕僚学校長式辞】

【木村防衛大臣政務官訓示】

【統合幕僚長訓示】 【学生見送り】

【統合幕僚長訓示】

【学生見送り】

【学生へのメッセージ】

【学生へのメッセージ】

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