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イタリア高等国防研究センターとの意図表明文書への署名

統幕学校とイタリア高等国防研究センター(CASD:CENTRO ALTI STUDI PER LA DIFESA)は、令和5年6月5日(月)両校の共通の関心分野における協力的な環境を確立するために、イタリア・ローマにあるCASDにおいて、意図表明文書(SOI:Statement of Intent)に署名しました。

両校の関係については、昨年10月にオッタヴィアーニ中将が統幕学校を訪問する予定でしたが、イタリアの首相交代に伴い本国を離れられなくなり来校が叶わず、代理として同所次席のブレガトー外交参与が来校、両校の協力関係を発展させていくことで合意しました。その後SOIの草案について日伊の駐在武官を中心として調整を重ねてきました。本年2月統合高級課程国外研修の際に二川海将がCASDを訪問しオッタヴィアーニ中将と会談、改めて両校の協力・交流を発展させていくこと、そしてSOIとしてしっかりとした形にすることを確認しました。今回学生の国外研修に合わせて再びCASDを訪問し署名へと至りました。この数か月間の過程において両校長は「異国の義兄弟」として親交を深め強固な信頼関係を築き上げました。

統幕学校は本SOIに基づきCASDとの間で教育・研究に関する情報の交換、学生交流における相互協力を促進します。

海軍士官クラブでの出迎え CASDへ移動

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署名式 本年2月訪問時

署名式

本年2月訪問時

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