統合幕僚学校では、4月6日(木)に駐日ウクライナ特命全権大使を招聘しました。大使の講話では、政策的側面から見たロシアの侵略に至るまでの経緯や侵攻後におけるウクライナ国民の自国を守ろうとする強い姿勢について触れ、国際社会からも多くの国々からの支援を受けており、世界の民主主義を守る戦いであると強調されました。
また、国防武官からは、作戦面から見たウクライナ各地で繰り広げられている最前線の現状について説明があり、ロシア軍の作戦の推移やウクライナ軍による戦車やドローン技術を用いた激しい戦闘について言及され、「最後に勝利するのは我々である」との強い意志を示されました。
聴講した学生からは数多くの質問が投げかけられ、自由と民主主義を守ることの意義や我が国を取り巻く安全保障環境について考えさせられる良き機会となりました。
統合幕僚学校は、ウクライナを全力で支援する防衛省・自衛隊の取り組みに引き続き人材育成の面から寄与していきます。
概要は以下の通りです。
【来校者】 |
セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使 アンドリー・ビレンキイ国防武官 ザモースカ氏(通訳) |
【聴講者】 |
第34期統合高級課程学生、 令和5年度前期合同統合教育(幹部高級課程)学生、各幹部学校等職員 |
大使と学校長との固い握手 |
統合幕僚学校主要幹部との記念撮影 |
150人を超える高級幹部自衛官が聴講 |
講話を終え、学生の質問に答える大使 |
大使、武官、学校長、副校長との懇談 |
ギフト交換 |