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特別講話(前統合幕僚長 河野 克俊 氏)

令和4年10月13日(水)、統合幕僚学校は、前統合幕僚長 河野克俊氏をお招きし、学生及び学校職員等に対し、「今後の日本の安全保障とその課題」について講話を頂きました。

講師は、ロシアによるウクライナ侵略の評価及びこの戦争が世界の安全保障に及ぼした影響について述べられ、特に、「『NPT体制』と『拡大抑止』のスキームに生じた揺らぎは、日本を取り巻く安全保障環境に対し、これまでにない厳しさをもたらす」と強調されました。

また、中国の立場から見た東アジアの戦略環境について述べられた上で、「真に日本を防衛するとはいかなることか、現役の諸官には真剣に考えて貰いたい」と激励されました。

学生は、統合幕僚長の立場から見た統合運用のあるべき姿や政軍関係について等、今後の勤務の資を得ようと活発に質問を行いました。

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