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現地研修(国内)

課程では、国内における現地研修を実施しております。
各自衛隊の編成・装備及び運用の特性について理解することは重要であり、現地の状況確認、指揮官・主要幕僚との意見交換を行います。

現地研修(国内)の対象地

研修状況

座間研修

陸軍野外支援大隊長(中央)によるLCU説明

【 陸軍野外支援大隊長(中央)によるLCU説明 】   

6月1日(木)、第22期統合高級課程学生は、「陸自中央即応集団及び在日米陸軍を研修し、その現状及び問題点について理解する。」ことを目的とし、山倉副校長を視察官として座間研修を行いました。
   午前中、神奈川県横浜市に所在する横浜ノースドックを訪れ、北東アジア陸軍野外支援大隊及び米陸軍第836輸送大隊を研修しました。両大隊長からは、両大隊の任務や役割の重要性について直接説明を受けるとともに、上陸用舟艇(LCU)及び港湾施設を見学することにより、米陸軍の輸送力及び野外支援能力について実感することができました。
   米国陸軍が車両等を運搬するため、固有の舟艇を保有し、平素から訓練を実施していることから、米陸軍の即応性の一端を認識しました。
   その後、米陸軍キャンプ座間(神奈川県座間市)へ移動し、在日米陸軍司令部では、 グラブスキー副司令官による概要説明及び学生との意見交換が行われました。
   副司令官との大変貴重な機会を得て、学生はアジア太平洋地域の戦略的意義、日米同盟の重要性について改めて認識しました。
   中央即応集団司令部では、仲川幕僚副長からの概要説明を受けた後、小林司令官から指揮官としての心構え、自衛隊の将来を担う統合高級課程学生への期待等について講話を受けました。学生は、中央即応集団が各種事態や様々な改革への対応に努力していることについて理解できたとともに、自らに課された重責を再認識しました。

副校長によるグラブスキー副司令官への表敬 小林中央即応集団司令官の講話

【 副校長によるグラブスキー副司令官への表敬 】   

【 小林中央即応集団司令官の講話 】   

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厚木研修

5月25日(木)、第22期統合高級課程学生は、海上自衛隊航空集団及び在日米海軍空母航空団及び“HSM−51”の現状及び特性について理解することを目的として、厚木研修を実施しました。
   学生は、航空集団司令官 眞木海将から講話を受けたほか、同司令部の主要幕僚から現状説明を受けるとともに、第4航空群司令部のMACCS(海上航空作戦指揮システム)の運用状況や哨戒機P−1、P−3C及び第51航空隊のSH−60J及びKを研修しました。
   また、第7艦隊の巡洋艦や駆逐艦に哨戒ヘリコプターを搭載する“HSM−51”格納庫において、HSM−51司令官から概要説明を受けた後、MH−60Rを見学し、また、F/A−18G,E,F型機のフライトシミュレータで空母艦載機の運用を体験することができました。
   いずれの研修先においても活発な質疑応答が行われ、統合運用の観点からの海上自衛隊航空部隊の現状、問題点等について理解を深めるとともに、日米インターオペラビリティー(相互運用性)の実態等について見識を深めることができました。

航空集団司令官講話 SH−60K研修

【 航空集団司令官講話 】   

【 SH−60K研修 】   

HSM−51研修その1 HSM−51研修その2

【 HSM−51研修 】   

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北部研修

平成29年5月16日から19日までの4日間、第22期統合高級課程学生に対して北海道・東北地区に所在する陸・海・空自衛隊の部隊等及び戦略要域の現状及び特性について理解させるため、北部研修を実施しました。
   学生は、北部方面総監 山崎陸将、第2航空群司令 小峯海将補、北部航空方面隊司令官 城殿空将、第7師団長 田浦陸将から講話を受け、高級幹部の心構えについて学びました。
   また、部隊の現状や最新の装備品に関する事項、北海道・東北地区の統合運用に関する様々な取り組み、総合戦闘力発揮のための能力向上に向けた練成状況、大湊地方隊による津軽・宗谷海峡等の安全確保、第2航空群による北方海域の警戒監視、北部航空方面隊による日英共同訓練における共同運用への取組状況、戦闘機部隊・高射部隊による防空態勢並びに特別航空輸送隊による政府専用機の運用状況についてブリーフィングを受けるとともに、米空軍第35戦闘航空団を研修しました。いずれの研修先においても活発な質疑応答が行われ、現地でなければ把握できない統合・共同運用の実態・問題点について見識を深めることができました。

空自北部航空方面隊司令官講話 米第35戦闘航空団副司令に対する質疑

【 空自北部航空方面隊司令官講話 】   

【 米第35戦闘航空団副司令に対する質疑 】   

空自第3航空団アラート態勢研修 海自第2航空群司令講話

【 空自第3航空団アラート態勢研修 】   

【 海自第2航空群司令講話 】   

海自大湊地方総監部防衛部長による説明 陸自輸送ヘリからの地形偵察

【 海自大湊地方総監部防衛部長による説明 】   

【 陸自輸送ヘリからの地形偵察 】   

陸自北部方面総監講話 陸自北海道補給処研修

【 陸自北部方面総監講話 】   

【 陸自北海道補給処研修 】   

陸自第7師団長講話 陸自第7師団装備品研修

【 陸自第7師団長講話 】   

【 陸自第7師団装備品研修 】   

空自特別航空輸送隊研修 空自第3高射群研修

【 空自特別航空輸送隊研修 】   

【 空自第3高射群研修 】   

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西部・沖縄研修

平成29年4月17日から21日までの5日間、第22期統合高級課程学生は主として九州及び沖縄に所在する陸・海・空自衛隊及び在日米軍の部隊並びに各地の現状及び特性について理解するため、西部・沖縄研修を実施しました。
   学生は、陸上自衛隊西部方面総監 小川陸将、陸上自衛隊第15旅団長 原田陸将補、沖縄地方協力本部長 井戸川陸将補、海上自衛隊佐世保地方総監 佐藤海将、航空自衛隊南西航空混成団司令 武藤空将から講話を受け、今後の心構え等について学びました。
   また、地域の戦略環境、部隊の取り組み、装備品に関する事項について現地部隊からブリーフィングを受けました。在日米軍の部隊については、第3海兵遠征軍及び米海軍強襲揚陸艦「ボノム・リシャール」を研修しました。帰路、浜松基地において、警戒航空隊等を研修しました。いずれの研修先においても活発な質疑応答が行われ、現地でなければ把握できない統合・共同運用の実態・問題点について見識を深めることができました。

西部方面総監講話 第15旅団長講話

【 西部方面総監講話 】   

【 第15旅団長講話 】   

沖縄地方協力本部長講和 南西航空混成団司令講和

【 沖縄地方協力本部長講話 】   

【 南西航空混成団司令講話 】   

地対艦ミサイル連隊研修 水中処分隊研修

【 地対艦ミサイル連隊研修 】   

【 水中処分隊研修 】   

第3海兵遠征軍研修 米海軍強襲揚陸艦研修

【 第3海兵遠征軍研修 】   

【 米海軍強襲揚陸艦研修 】   

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