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現地研修(国内)

課程では、国内における現地研修を実施しております。
各自衛隊の編成・装備及び運用の特性について理解することは重要であり、現地の状況確認、指揮官・主要幕僚との意見交換を行います。

現地研修(国内)の対象地

研修状況

北部研修

平成28年12月12日から15日までの4日間、第21期統合高級課程学生は北海道・東北地区に所在する陸・海・空自衛隊の部隊等及び戦略要域の現状及び特性について理解するため、北部研修を実施しました。
   学生は、北部方面総監 山崎陸将、大湊地方総監 中西海将、北部航空方面隊司令官 城殿空将、第7師団長 田浦陸将から講話を受け、高級幹部としての心構えについて学びました。
   また、北海道・東北地区の統合運用に関する様々な取り組み及び部隊の現状に関する事項を知るという観点から、国外任務に対するフォースプロバイダとしての北部方面隊の対応及び総合戦闘力発揮のための能力向上に向けた練成状況、大湊地方隊による津軽・宗谷海峡等の警戒監視態勢強化への努力、北部航空方面隊による日英共同訓練等の諸外国との共同運用への取組状況並びに特別航空輸送隊による政府専用機の運用状況についてブリーフィングを受けるとともに、米空軍第35戦闘航空団及び米海軍電子戦機部隊等を研修しました。いずれの研修先においても活発な質疑応答が行われ、現地でなければ把握できない統合・共同運用の実態・問題点について見識を深めることができました。

大湊地方総監講話 第35戦闘航空団副司令官による説明

【 大湊地方総監講話 】   

【 第35戦闘航空団副司令官による説明 】   

米海軍電子戦部隊研修 第7艦隊第72任務部隊研修

【 米海軍電子戦部隊研修 】   

【 第7艦隊第72任務部隊研修 】   

北部航空方面隊司令官講話 北部方面総監講話

【 北部航空方面隊司令官講話 】   

【 北部方面総監講話 】   

北海道補給処研修 第7師団長講話

【 北海道補給処研修 】   

【 第7師団長講話 】   

第7師団総合戦闘射撃研修 第3航空団司令講話

【 第7師団総合戦闘射撃研修 】   

【 特別航空輸送隊研修 】   

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座間研修

上陸用舟艇研修

【 上陸用舟艇研修 】   

10月31日(月)、第21期統合高級課程学生は、「陸自中央即応集団及び在日米陸軍を研修し、その現状及び問題点について理解する。」ことを目的として、座間研修を行いました。
   午前中、神奈川県横浜市に所在する「横浜ノースドック」を訪れ、北東アジア陸軍野外支援大隊及び米陸軍第836輸送大隊を研修しました。研修先部隊からは、極東において平時及び有事に実施する部隊展開支援や端末地業務等の概要説明を受けるとともに、上陸用舟艇(LCU)に乗船し、研修しました。米国陸軍が固有の舟艇を保有し、戦車等を運搬する能力を有し、平素から訓練を実施していることから、学生は米陸軍の即応性の一端を認識しました。
   その後、「米陸軍キャンプ座間(神奈川県座間市)」へ移動、在日米陸軍司令部では、司令官パスカレット少将から概要説明を受けた後、司令官自ら提示された問題意識について、学生と意見交換を行いました。学生は、司令官の「明確な目標を立てた上での業務遂行要領」に深い感銘を受けるとともに、司令官が日米同盟を重視し、そのパートナーシップの育成に真剣に尽力している姿を理解しました。
   中央即応集団司令部では、宮崎幕僚副長からの概要説明を受けた後、小林司令官から中央即応集団の抱える課題や幹部としての心構え等について講話を受けました。学生は、陸上自衛隊が大きな変革を遂行している中、中央即応集団が様々な改革や変化への対応に努力していることを理解しました。

パスカレット在日米陸軍司令官の概要説明 小林中央即応集団司令官の講話

【 パスカレット在日米陸軍司令官の概要説明 】   

【 小林中央即応集団司令官の講話 】   

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