学校長挨拶

    晩夏の候、皆様方におかれまし
    ては、ますます御健勝御活躍のこととお慶び申し上げます。

     統合幕僚学校は、7月31日に、
    第18期統合高級課程(陸・海・空の幹部自衛官44名)の卒業式を実施
    しました。
     この課程は、約5ヶ月間にわたり、国内外の研修を含め本校において
    統合運用等に関する広範な知識・
    技能を学ぶものです。
     中谷防衛大臣、河野統合幕僚長、岩田陸上幕僚長、海上幕僚長代理重岡海上幕僚副長及び齋藤航空
    幕僚長をはじめとする多くの御来賓の皆様の御臨席を賜り、本卒業式を
    挙行することができました。
     特に、本校卒業式に防衛大臣に
    御臨席いただいたのは、統合高級課程創設以来、初めてのことであり、学生
    及び学校職員一同、大きな慶びとするところでありました。
     卒業後に主要な部隊の指揮官及び幕僚等として、自衛隊の統合運用体制における中核的な役割を期待される学生に対し、私も新天地での更なる活躍を願って、卒業証書を授与し、送り出しました。
     改めて、陸・海・空自衛隊の最高学府たる統合幕僚学校の存在を部内外に
    発信する好機となり、御臨席を賜りました、中谷防衛大臣をはじめ、御来賓の皆様に対し、心から御礼申し上げます。

     また、今月は、防衛交流の一環として、8月5日にドイツ連邦軍指揮幕僚大学校長の訪問を受け、本校の概況を説明するとともに、意見交換を行い、両国の親善・相互理解を深めることもできました。
     この際の概要につきましては、別ページにて細部を紹介しておりますので、
    是非御覧下さい。

     末筆ながら、残暑厳しき折、皆様方におかれましては、ご自愛専一にてますますのご活躍を重ねて心よりお祈り申し上げます。

↑このページの先頭へ