能力分析系職員は、常に国内外の最新の防衛政策、軍事、装備技術の動向を把握し、オペレーションズ・リサーチを中心とする理工学の幅広い知識に基づいた数理的分析評価の手法を通じて、政策の企画・立案、部隊の運用、装備品の研究開発、装備品の維持運用などの防衛省・自衛隊の任務の実施に参画しています。
数理科学的な分析評価の視点をもって、防衛力の整備(装備品の増強・導入等)や自衛隊に関わる政策の企画・立案に参画します。
自衛隊の部隊の運用方針の決定や訓練・演習の計画立案に参画します。
また、部隊の運用に関わるデータ分析や見積り、訓練・演習に関する事後検討などに必要となる数理的分析評価、調査研究を行います。
自衛隊が使用する装備品に期待する性能やその実現方法の検討、導入した装備品の性能の把握・使用方法の検討、使用中の装備品の現況把握などに必要な数理的分析評価、調査研究や試験研究を行います。
能力分析系職員の採用時の勤務先は、陸上、海上、航空いずれかの自衛隊(幕僚監部又は部隊等)になります。
その後は、採用された自衛隊内を中心に勤務しますが、採用された自衛隊以外の自衛隊、内部部局(市ヶ谷)、統合幕僚監部(市ヶ谷)等で勤務することもあります。
採用予定機関は年度によって異なります。
市ヶ谷、目黒、富士
市ヶ谷、横須賀
市ヶ谷、目黒、横田 他