MAMOR (広報誌)2017年7月号

日本の防衛のこと、もっと知りたい!

MAMOR(マモル)は、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

2017年7月号(5月20日発売) FEATURE

2017年7月号表紙

特集

武将は
頼朝から自衛隊まで
何を食べていたか?

Military Report

日本一の航空管制を目指し、全国から集結した15チームが競う!
「航空保安管制競技会」実況リポート!

編集後記

編集長 高久 裕

 マラソンのレースでは、コースの途中に水や軽食を用意して、選手たちが走りながら栄養補給できるようにしている大会が多い。 歴史に話を転じると、時は天正10年、備中高松城(現代の岡山市)で戦っていた羽柴秀吉が本能寺の変を知り、主君織田信長の仇を討つため、山城山崎(現代の京都府乙訓郡)までの約200 キロメートルを約10日間で踏破した軍団大移動、いわゆる「中国大返し」を可能にしたのは、やはり、コース上の村々に握り飯などを用意させて、移動中に軍勢の栄養補給をさせたから、といわれている。
 いつの時代も、どんな戦いでも、勝つために、食事は重要な要素となってくるのだ。
 今号のマモルでは、“戦うための食”の特集をしています。頼朝の時代から、現代の自衛隊まで、「武将」は何を食べていたのか?
 最前線の足軽たちが食べた戦闘糧食とは?
 興味深い情報が満載です。

特集 取材後記

武将は 頼朝から自衛隊まで 何を食べていたか?

編集ディレクター 秋葉 桃子

 『MAMOR』だから"自衛隊の食"特集かと思いきや、戦国武将、はたまた神話の時代にまでさかのぼり、現代に至るまでの"日本の歴ミリメシ"をたどる壮大な内容に。
 ある日の取材では、現代の自衛隊将官が食べるおいしいカレーに、ともに舌鼓を打ち、またある日の取材では、戦闘糧食の兵糧丸を恐る恐るかじって、案外イケル味に驚いたり・・・。その直後、兵糧丸を作った監修の先生に、「1個食べたら1日分のエネルギーがありますから、明日の夜まで何も食べないでくださいね」と冗談で言われ、さらにギョッ!としたり・・・(笑)。
 はるか遠い昔から「人」と「食」は切っても切れない関係です。中でも「戦う人」と「食」は、いっそう親密な間柄といえるでしょう。「食」が力となり、ひいては戦乱の世を生き抜くことにつながったから。現代の自衛官も、「食」が力に変わることで、任務である国を守ることにつながっています。これまでの日本を支え、そしてこれからの日本を支える"戦う者のメシ"特集を、とくとご堪能ください。

カメラマン 村上 淳

 これまでも取材で伺った際に何度か隊員食堂に立ち寄らせてもらう機会がありました。
 今回はそんな食堂で陸海空の将官方とシェフ、管理栄養士、料理研究家の方たちを撮影させていただきました。
 将官ということもあり、撮影前の現場は少し緊張感がありましたが、お二人の前に食事が並べられ、いざ撮影が始まるとリラックスされた雰囲気の中、会話も盛り上がり、楽しそうな笑顔の写真を撮影することが出来ました。
 お忙しい中、ご協力いただいた基地、駐屯地の皆様、ありがとうございました。

何を食べていたか?

何を食べていたか?

Military Report 取材後記

日本一の航空管制を目指し、全国から集結した15チームが競う!
「航空保安管制競技会」実況リポート!

ライター 魚本 拓

 今回の編集後記はいつもと趣向を変えて、今月号のミリレポの内容のポイントを中吊り広告の見出し風でご紹介したいと思います。

  • ・日本の空の安全を守るのは航空管制官だ!
  • ・今さら聞けない 「航空管制ってどんな仕事?」
  • ・国交省職員だけじゃない!? 自衛隊にも管制官がいた!
  • ・日本の空港事情 新千歳空港の管制官は航空自衛官だった!
  • ・全国15の空自の管制隊が技を競う! 「航空保安管制競技会」実況リポート!
  • ・優勝チーム直撃インタビュー 「まさか優勝するとは思っていませんでした(笑)」

 以上のひとつでも興味を持たれた方は、今月号のMAMORを手にとっていただければ幸いです。なかでも「『航空保安管制競技会』の実況リポート」では、通常はなかなか知ることのできない空自の管制隊がそれぞれのテクニックを競う年1回開催の競技会を取材。緊迫した現場の雰囲気を感じていただければと思います。

カメラマン 板倉 秀典

 航空自衛隊小牧基地には、航空管制業務の訓練を行うシミュレーションルームが複数ある。存在は聞いたことはあったが、もちろん目の当たりにするのははじめてだった。競技者たちが操作する管制卓前のスクリーンには、管制塔から見た架空の飛行場が投影されている。競技中はここに複数の航空機や車両が現れ、無線を発し、動きまわる。競技時間は1チームあたり20分。このわずかの時間に、これでもかと言わんばかりに次々と新たなシチュエーションが発生する。素人目にも相当厳しいシナリオに思えたが、各チームはこれらに即座に優先順位をつけ、連携して対処していく。この瞬時の判断力と、チームとしての一体感の高さがそのまま成績に反映したようだった。
 航空基地や空港が毎日何事もなく機能しているのは、航空管制官が私たちから見えないところでパーフェクトに業務を完遂しているからに他ならない。今回の取材では、そんな彼ら・彼女らの表情にも注目して撮影した。ぜひ誌面にて、航空管制官たちの緊張とプライドの入り混じった表情をご覧いただきたい。

航空管制競技会

航空管制競技会


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