MAMOR(広報誌)2015年7月号

 MAMOR(マモル)は、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

MAMOR 2015年7月号(5月21日発売) FEATURE

特集!

自衛官の魂、百まで!

-日本全国名物OB自衛官-

Military Report

三沢から那覇へ!

-航空自衛隊 第603飛行隊-

編集後記

編集長 高久 裕

 今号では、多くのOB自衛官のお話しを伺いました。任官中は、毎日、厳しい訓練や任務に明け暮れ、長年、制約が多い私生活を送っただけに、退官後はさぞかし悠々自適な毎日を送られているだろうと想像していたところ、多くのOBが、いまだに国のため人のために働いていることを知り、正直、驚いてしまいました。ある方が「自衛隊は義を重んじる組織」とおっしゃっていましたが、まさに、自衛官の「義」の魂に、定年も引退もないのですね。われわれ凡人にも大いに励みとなる取材でした。ぜひ、特集をお読みください。

特集取材後記

■ 自衛官の魂、百まで! -日本全国名物OB自衛官-

編集者 出口 直樹

 今号の特集は、退官後も国内外を問わずに活動するOB自衛官の皆さまに出演いただいています。自衛隊時代に培った経験やスキルを生かし、さまざまなフィールドで活躍する皆さまに共通していたことは、「世のために役立ちたい」という"利他の精神"に他なりませんでした。またそうした「OB自衛官の魂」については、題字を書家の曽布川龍玄さん、解説を元陸上幕僚長の火箱芳文さんにいただいています!
 ぜひ"防人の先輩たち"の、気高い魂に触れてみてください。

ライター 臼井 隆宏

 大勢の自衛隊OBとお目に掛かるという、初めての経験。年下の方から、自分の親よりも年上の大先輩まで、幅広くお話を伺えたこと、そして取材内容以外にも、それぞれの時代ごとの「自衛隊の様子」が聞けて、とても楽しく興味深い取材となりました。

 取材した皆さんが、ご自身の積まれた経験と現役時代から変わらぬ「想い」を胸に、それぞれの活動を続けられていることに感銘を受けた今回。自分なりに想いを込めて文章を綴りましたが、私の「感動」がどれだけ読者の皆様に伝わるのか、少しだけ不安もあります。ともあれ、自衛隊出身者に共通する「想い」、そしてその想いをはぐくむ自衛隊について、この記事から何かを感じ取っていただければ幸いです。

Military Report 取材後記

■ 三沢から那覇へ!-航空自衛隊 第603飛行隊-

ライター 魚本 拓

 那覇空港に着陸してすぐにジェット機の窓から目にしたのは、空港に併設された航空自衛隊の基地に駐機されていたF-15戦闘機と早期警戒機E-2Cでした。取材対象の空自の装備品に出迎えてもらった気分で機外の人となると、そこは東京との気温差が12度もあるほぼ夏日の温暖地で、まだ肌寒い関東の気候に合わせてジャケットを着込んできた自らを恨むほどでした。しかも第603飛行隊の隊員の方たちの話にもあったように沖縄に吹く海風には塩分がかなり含まれていて、一日の終りともなると外気にさらされた皮膚に触れれば指がかるく吸着するほどにべたつく始末。それで思いだすのは紙幅の関係でご紹介できなかった隊員の方の逸話です。整備班整備統括係の水島2曹が以前、E-2Cの整備作業のために嘉手納基地に出張に行ったときのこと。仕事が終わり帰宅してみると、その間に振った大雨で、つい屋外に出したままにしてしまった自転車が雨ざらしになり錆びついていたそうです。「家を空けていた、たった三日間の雨でですよ! 買ったばかりの自転車だったのに!」という氏の悲痛な叫びが今も耳にこだまします。事程左様に、また紙面にもあるように沖縄の気候は航空機を扱う同隊のクルー泣かせということで、その苦労が偲ばれる今回の取材となりました。

カメラマン 長尾 浩之

 「達人であれ」 飛行隊長の指導方針だ。新設された部隊なので隊舎の整備はまだまだこれからの様子。仮眠ベッドは長椅子で代用中との事でした。任務に関しては手馴れたものでいつもの事ながら淡々と行われていた。5人体制で虎視眈々と睨みを利かせる。隊員の方の話によると南の空は、人、機材ともに湿度との戦いでもあるようだ。色々な物事の自動化、無人化がもてはやされてゆく昨今、目的をもって監視するには、やはり人の手作業に勝る物はないのである。

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