マモル(広報誌)2014年11月号

 MAMORは、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

MAMOR 2014年11月号(9月20日発売) CONTENTS

特集

基地・駐屯地に暮らす隊員の生活と責務を紹介!
私たち、
自衛隊に
住んでます

ミリレポ

機関を学び国防の動力源となれ!
海上自衛隊 第2術科学校

編集後記

編集長 高久 裕

 幹部以外の自衛官は、基地や駐屯地、自衛艦内に居住することを基本的に義務付けられています。今月号は、基地・駐屯地内で集団生活を営む自衛官の特集です。「同じ釜の飯を食う」という言葉があります。苦楽を分かち合った親しい間柄の例えですが、自衛官も毎日、朝・昼・晩と“同じ釜の飯”を食べているわけです。結果、「大家族」が誕生します。サッカーや野球などのスポーツでも、強さの要素において組織力が、個人の技量の高さに勝るのは周知のこと。“同じ釜の飯を食う”大家族の組織力が日本を守っているのです。しかし、毎朝の通勤ラッシュにうんざりしている身にとっては単純に、通勤時間ゼロの自衛官がうらやましい!

特集取材後記

基地・駐屯地に暮らす隊員の生活と責務を紹介!
私たち、 自衛隊に 住んでます

編集者 出口 直樹

 今号の特集は、「自衛官の営内暮らし」をご紹介。竹内寿さんの「営内暮らし密着リポート」、あおきてつお先生による「地震発生時の自衛官の初動対処(マンガ)」など、基地・駐屯地で暮らす自衛官の生活と責務にあらゆる角度から迫ります。「同じ釜の飯を食う」なんて言葉もあるように、組織として共同生活を送ることで得られるものって、「思っていた以上に奥が深いな」と取材を重ねる中で痛感したのでした。

カメラマン 村上 淳

 目を覚まし、まだ半分寝たままタバコを吸い、半分寝たまま浴びだしたシャワーから出る頃にようやく頭が回りだすような朝を過ごし、夜は見てもいないテレビをダラダラと深夜まで見ているような生活をしている自分には、今回の営内生活特集は「見習って、もっときっちりしなくては!」と思わされた取材でした。とりあえず、朝のベッドメイクからでも始めてみることにします。取材にご協力いただいた隊員の皆様、ありがとうございました。




ミリレポ取材後記

機関を学び国防の動力源となれ!
海上自衛隊 第2術科学校

ライター 魚本 拓

 第2術科学校の課程には、ミリレポで詳らかにされている「ディーゼル・エンジン」と「ガスタービン・エンジン」のほかに、「蒸気タービン・エンジン」があります。見学させていただいた、国内でも珍しいというその「蒸気」の実習装置は、縮尺されているとはいうものの、まさにスチームパンクに登場するカニックさながらの堂々たる威容を誇っていました。とはいえ、現在、海上自衛隊における蒸気タービン・エンジンを主機とした艦艇は護衛艦しらね型「しらね」としらね型「くらま」の2隻のみとのこと。実習装置も幹部学生へのいわば「教養」としての講習用などのために、年に数回程度しか稼働させないそうです。お話をお聞きした教官の方は、艦艇のエンジンもまた年々歳々進歩しており、諸外国では電気とガスタービンのハイブリッド・エンジンなども導入されているとお話しされていました。2術校の敷地内から臨む海に係留された、退役した潜水艦を目にしたときと同様、時の流れが促す科学の進歩によるテクノロジーの変遷に思いを致し、その一方で、同校から次代の担い手が毎年輩出されるという新陳代謝についても考えさせられた今回の取材となりました。

カメラマン  荒井 健

 海上自衛隊第2術科学校を今回は撮影で訪れた。
 学校となっているが専門知識や技量を学ぶ研修所といったほうが分かりやすいかもしれない。
 皆それぞれ部隊経験があり、浮ついた感じはもちろん初々しさはあまり感じられない。
 撮影で授業に入っていっても、気にかけることもなく真摯に取り組み、ここで学ぶことに全力をかけている。
 下薗学校長にインタビューしたときに感じたのは、この学校への『愛』。
 経歴もこの学校に大変ゆかりがある方なので、あふれんばかりの愛を感じた。
 整然と並べられた道具や磨き上げられた設備。
 もうほとんど使われていないボイラーエンジンでさえも輝きを放ってみえる。
 それは時間と労力を重ねた大きな愛を感じた。
 学生の方には夏にオープンスクールがあるので、是非歴史あるこの学校へ足を運んでほしい。
 一般の方には海上自衛隊創設史料室と海軍機関術参考資料室があるのでそちらをお願いしたい。
 歴史と愛情の海上自衛隊第2術科学校の特集を是非読んでいただきたい。


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