マモル(広報誌)2014年9月号

 MAMORは、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

MAMOR 2014年9月号(7月19日発売) CONTENTS

特集

夏休み直前企画
家族で行きたい
自衛隊広報館&イベント徹底ガイド

ミリレポ

守りの未来へ!
技術研究本部 艦艇装備研究所

編集後記

編集長 高久 裕

 いくら自衛隊が日ごろから訓練を重ねていても、いざ、というときに国民の理解と協力がなければ、とても日本を守ることはできません。というわけで、防衛省・自衛隊は広報に力を入れていて、日本各地に広報施設を設置しています。それらは一般の人が無料で見学できますが、中には、テーマパークかと思うような充実した広報館もあります。また、自衛隊は、やはり広報のために年に数回、基地や駐屯地を開放して盆踊りなどのイベントを開催します。こちらも、普段入ることのできない場所を見学できたり、イベントによっては装備品に試乗できたりします。夏休みシーズンに突入した今、本号では、編集部オススメの、家族で楽しめる広報施設やイベントを紹介していますので、まだ、未体験の方はマモルをガイドブックにして、ぜひお出かけください。そして、さらに自衛隊への理解を深めてください。

特集取材後記

夏休み直前企画
家族で行きたい 自衛隊広報館&イベント徹底ガイド

編集者 出口 直樹

 夏休みに家族で読んで欲しいという願いを込め、今号の特集では「家族で行きたい自衛隊広報館&イベント徹底ガイド」を企画しました。一般人でも見学できる駐屯地・基地の広報館、全国各地のイベントを厳選して紹介していますので、この夏、自衛隊の活動の一端に触れてみてはいかがですか? また、巻頭ページでは「自衛隊のりもの図鑑」が登場!
 自衛隊の乗り物以外にも注目して、読んでいただけるとうれしいです。


てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)


エアーパーク(航空自衛隊浜松広報館)

ミリレポ取材後記

守りの未来へ!
技術研究本部 艦艇装備研究所

ライター 臼井 隆宏

 今も当日のワクワク感を思い出せるほど楽しかった、艦艇装備研究所の取材。
 技官の方々へのインタビューでは、彼らの技術に対する思い、真摯(しんし)な研究姿勢に触れ、自衛隊を技術面から支える「人の力」を実感。研究設備の見学・取材では、かつて「戦艦大和」もここでの実験・研究から生み出されたという歴史ある「大水槽」はもちろんのこと、世界トップレベルの水準にあるという「フローノイズシミュレータ」も、その規模感は印象に残った。
 艦艇装備研究所で行われているのは、一般の方々にとってわかりやすい、世間で目立つような研究ではない。「技術立国日本」などとよく言われるが、ここで日々行われていることは、日本そのものを守るための研究、技術開発であり、実験なのだ。それが、私たちの今の生活を守ること、さらには将来の平和を守ることにまで繋がっているのだと思うと、一層感慨深いものがある。
 読者の皆さまにも、私の感じた「すごさ」「おもしろさ」が少しでも伝わればと願いつつ、取材にご協力いただいた各位にも、あらためてお礼を申し上げたい。……その節は、お世話になりました。とても楽しかったです。また機会があればぜひ見学させてください!

カメラマン  長尾 浩之

 「艦艇装備研究所」はJR恵比寿駅から徒歩圏内にある。まずは取材に向かうにあたり場所の確認をするためネットで地図を確認した。敷地の裏手は若者に人気の中目黒から続く目黒川が流れている。そして地図上にやたらと細長い建物を発見!思わず写真画像に切り替えた。緑色の屋根をした建物、これがあの大水槽だ。
 実際に目にした大水槽は奥まで遠くまで続く、そして深い水槽は何か巨大な生物が潜んでいるかのような静けさだ。
 水面はまるで鏡。蛍光灯の青白い光と天井が写りこんだ線対称の光景はまるでSF映画の宇宙ステーションにも見えた。
 水槽の両脇に設置された船の模型を走らせるための曳引車が走るレールは、測定精度の誤差が出ないように手作業でピカピカに磨かれている。ベテラン技官の話によると新人はレールが磨けるようになって一人前なのだとか。
 ここで日本の最先端の船が練り上げられていく。戦艦大和をはじめ、現在 日本を守っている海上自衛隊の艦艇が大水槽生まれであると思うと胸が熱くなった。


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