マモル(広報誌)2014年6月号

 MAMORは、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

MAMOR 2014年6月号(4月21日発売) CONTENTS

特集

守る力を強化する
自衛隊・装着 アイテム大図鑑

ミリレポ

あるときは飛び、あるときは駆け、あるときは潜む
白い勇姿の忍者部隊、参上!

陸上自衛隊 第2師団第2偵察隊

編集後記

編集長 高久 裕

自衛官は、その職種によってさまざまな装備を身に着けています。作戦の目的によって、同じ職種でも装備は変わってきます。マイナス20度を超える寒冷地、あるいは50度にもなる海外派遣地での作戦では特別な装備も必要になってきます。場合によってその重量は数十キロにもなるのです。そして、それらを装備して、行進したり、走ったりするのですから、頑強な肉体も、“装備”していなけらばなりません。もちろん、精強な精神も。それらはどれも自衛官が国を守るために不可欠なアイテムなのです。今月号は、それらの装着アイテムを紹介します。どんな職業にも、必要なアイテムがあると思いますが、あなたの必携アイテムはなんですか?

特集取材後記

守る力を強化する 自衛隊・装着 アイテム大図鑑

ライター 魚本 拓

職業柄、様々な仕事に就く方々とお会いする機会があります。見知ってはいたものの、その内実については未知というそれらの仕事に就く方々のお話はたいへん興味深いものです。そうした方々のお話をお聞きしているうちに感じるようになったのは、当然のことではありますが、人はそれぞれの職業を通じて社会と向き合っている、さらにいえば、それぞれの仕事で身につけた技量、そのフィルターを通した世界のリアル=現実が人の数だけあるということでした。なかでもとりわけ「そういう現実との向き合い方があったのか」と思わされるのが、自衛官の方々のお話で、今回の取材ではとくにその印象が強くなりました。

たとえば、陸上自衛隊の第1空挺団や普通科連隊の情報小隊の隊員の方々は、いち早く有事における最前線へ赴き、その一帯の状況を把握するということですが、そのとき必要になるのが地図とコンパスで、これさえあればどこでも踏破できるとのことでした。そして、そうした任務の習慣は日常生活にもおよび、ふだん街で買物をするときにもコンパスを携帯し、ときには災害を想定した避難コースまでシミュレートするというお話には、あらためてわれわれ一般のものとは世界の見え方が違うのだなあという感慨を覚えました。

カメラマン 荒井 健

皆さんも興味あるでしょう、自衛隊員が何を身につけ持っているか。

自衛官も気になる医学生のあの四角い鞄の中身は?

メディックが極限の中でも救助しやすくする救急キットの工夫とは?

興味の湧く、普段わからない細かい装備品が今回は載っています。

もちろんみなさん、細かいブラッシュアップやアレンジを加えてます。

あんなことやこんなことで。。。

そしてあの屈強な空挺隊員が、装備して起き上がるのにも苦労するその重量もわかっちゃいます。

マニアじゃなくても見入ってしまうこと間違いなし!の本誌をぜひご覧ください。

ミリレポ取材後記

あるときは飛び、あるときは駆け、あるときは潜む
白い勇姿の忍者部隊、参上! 陸上自衛隊 第2師団第2偵察隊

ライター 佐々木 桂

ミリタリーレポートの第2偵察隊。場所は北海道名寄。寒い寒いとは聞いてましたが、東北・秋田の雪深い山奥で生まれ育った僕としては、「まあまあ、そこまで言うほどでもないだろう」とたかをくくっておりました。ところがどっこいでございます。やはり東北と北海道ではケタが違う。寒いのなんのったらありません。出向いた当日はマイナス31℃だったのですが、地元の人はこの「マイナスうんぬん」を略して単に「31℃」と申します。31℃って、普通夏に使う表現でしょ!でもこちらの31℃は想像を絶する寒さ。風があるので体感ではもっと寒いのだとか。その上で、スノーモービルに乗ってさらに風を受けること10分。たった10分なのに、冷凍庫に入った気分です。なめきっていたためゴーグルも持ってなかった僕は、コンタクトが凍って目の中で砕けるかと思ったほど。さすがに翌日はゴーグルを借りましたが…。

寒い話ばかりで申し訳ございません、でも第2偵察隊はカッコ良かった。過酷なのにそれを屁とも思っていない男らしさ、それとやはり最果ての砦だというプライド、みんな明るいのにそんな重厚な誇りが感じられる、そんな部隊でした。実は部隊のみなさんと雪で作られた建物(イグルー)の中で懇親会をやって頂ける予定だったのですが、取材の都合(天候が悪くなって予定が消化できなかった)で残念ながら断念したのですが、それだけが心残りなので(笑)、ぜひまた行きたいと思っております。名寄のみなさん、その時はよろしくお願い致します。

カメラマン 長尾 浩之

今回のミリレポは、北海道 名寄駐屯地の第2偵察隊。

取材でもっとも心配だったことはカメラの防寒対策で、バッテリーの消耗には特に注意を払って臨んだ。取材2日目の朝は-10℃近くを記録したが支障なく撮影することが出来た。こんな極寒の地を過去50年以上にわたり黙々と見守り続けて来た男達が第2偵察隊である。電子機器だけでは得難い生きた情報を求めて様々な手段で前進する。特に飛行隊との共同訓練は強烈なダウンウォッシュの中での作業を素晴らしいチームワークでこなす姿が印象的だった。

取材を通じて気候や地形に富んだ日本において自衛隊の偵察行動は日々鍛えられているのだと感じた。


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