マモル(広報誌)2013年9月号

 MAMORは、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

MAMOR 2013年9月号(7月20日発売) CONTENTS

特集

カッコイイ!自衛隊
マモル特選 仕事カタログ28

ミリレポ

安心の空へ導く管理人
航空自衛隊 飛行場勤務隊

編集後記

編集長 高久 裕

防衛省が編集協力する雑誌「MAMOR」は、陸・海・空から1人ずつの自衛官が編集協力を担当しています。各自衛官ともマモルを担当する前は、対潜ヘリのパイロットだったり、タンクマン(戦車乗り)だったり、管制官だったりとさまざまな仕事についていました。

かように一口に自衛隊といっても、その仕事は千差万別です。その多様性を知っていただこうと、今月号では、マモル編集部が独断で選んだ28種の仕事を紹介しています。

各仕事とも現場で活躍している隊員の写真を掲載していますが、その顔がみんな輝いていて、とても“いい顔”をしているんです。自信と誇りを持って仕事してるんだなあ、と一目でわかる顔です。先に紹介した内局広報課の諸官も、部隊ではさぞかし“輝いた顔”で任務に就いていたのでしょう、と思わずにいられません(いや、今がくすんでいるわけではありませんよ、誤解のないように)。

特集取材後記

カッコイイ!自衛隊 マモル特選 仕事カタログ28

ライター 岡田 真理

「国防のお仕事」とひと口に言っても、陸海空それぞれにたくさんのお仕事があります。今回の特集では、パイロットや戦車乗りといったメジャーな「ザ・自衛隊」なお仕事から、魚雷担当、領空侵犯の対処担当、通信回線担当といった「裏方だけど自衛隊には欠かせない!」お仕事まで、国防に関わるいろんなお仕事を担当するたくさんのスペシャリストな隊員たちに取材をしてきました。

取材では、「このお仕事を選んだのはなぜ?」を全員にお聞きしたのですが、その答えで印象深かったのは「人の縁」でした。子どもの頃から戦車が好きで戦車乗りに……、子どもの頃、震災で被災したときに自衛隊の輸送機が物資を運んでくれたから自分もパイロットに……、と元々持っていた夢を実現された方もたくさんいらっしゃったのですが、適性などで夢が叶わず別の道を選んだ方もたくさんいらっしゃいました。そんな「別の道」を選ばざるを得なくなったとき、必ずどの隊員にも、いい影響を与えてくれる上官や先輩が絶対にいて、そしてみなさんそのアドバイスをきっかけに新たな道を進まれて、現在は御自身の仕事に誇りを持つ、その道のスペシャリストになっていました。

「自衛隊の最も大きな財産は“人(隊員)”」とはよく聞く言葉ですが、その“人”たちから作られる“人の縁”も自衛隊の大きな財産なんだなーと感じた取材でした。

カメラマン 長尾 浩之

取材をしていて「なるほど!」と思うことがしばしばあるように高い自己完結性を誇る自衛隊には実に様々な仕事が存在している。そして、それぞれに意味があり合理的な結びつきをもって陸海空自衛隊を形成しているのだ。仕事の隔てなく、日本が必要とする防衛力を日々最高の状態に維持し続けている我等が自衛官を本当に誇りに思います。まだ見ぬ部隊や仕事の方々に取材を通じてお目にかかれることを今後とも楽しみにしています。

ミリレポ取材後記

安心の空へ導く管理人
航空自衛隊 飛行場勤務隊

ライター 新田 哲嗣

「縁の下の力持ち」という言葉は、歌舞伎に由来しているとか。江戸時代は今の時代のように電気はありませんから、どのような大がかりな仕掛けであっても舞台の下で人の手によって動かされていました。

見えないところで、安全に気を配り、日常の職務を遂行してもらう。今回の航空自衛隊入間基地・飛行場勤務隊の皆様の心意気に通じるものがあると感じます。

飛来する航空機を、また飛来していく航空機が、常に安全な状況でフライトできるよう、人間らしい気配り心配りでフォローしている飛行場勤務隊。そんな彼らの見えざる活躍に、ぜひ御注目ください。

カメラマン 荒井 健

今回は飛行場の管理人のような存在の飛行場勤務隊の取材でした。

飛行場はただ降りて飛ぶとしか考えてなかったので、滑走路は当然一方通行だと思っていたらそうではなかった。まさか天候次第で変わるとは。

大きな障害物が滑走路上にあったら危険なのはわかっていた。が、まさか指先に乗るくらいの大きさの石でも排除するなんて考えもしなかった。

航空機はいつもきれいに並んでるけど、あんなに大きいのだから1メートルくらいのズレなんて大して影響はないだろう。とんでもない大間違いで、コインパーキングに停める車のように結構ぎりぎりできっちりしなければならない。

飛行場があまりにも安全なので気づかなかったことがたくさんあった。

何も知らないで暢気に普段飛行機乗っている人には気づかない、細かく忍耐のいる作業をしていることが今回わかった。整然としている風景、危険を感じない日常には必ず理由があり、そこには必ず隊員がいる。

たまには飛んでいる航空機をみたときに地上で「安全」のために滑走路を管理している人たちの姿を想像できるお手伝いが出来たとしたら嬉しいです。


エプロン地区の異物拾いを行う隊員たち


ネットバリアを点検する飛行場勤務隊の隊員


夜間に備えた誘導灯の点検

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