マモル(広報誌)2013年8月号

 MAMORは、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

MAMOR 2013年8月号(6月21日発売) CONTENTS

特集

先駆者に聞け!
「女性自衛隊員初めて物語」

ミリレポ

「大地を縫って飛ぶ誘導弾が敵の上陸を阻止!」
陸上自衛隊 第5地対艦ミサイル連隊

編集後記

編集長 高久 裕

 人気マンガ『突撃!自衛官妻』の作者日彩さんは、自衛官と結婚するまでは、まったく自衛隊のことに疎かったそうですが、結婚後に過ごす日常生活の中で、妻として感じるさまざまな発見を、簡潔、かつ的確に“笑い”で表現し、自衛官の素顔を世に教えてくれています。
 彼女は、ある時、“いざというときに人に守ってもらうのではなく、人を助けられる人間になりたい”と思い立ち、自身も予備自衛官になろうと決心します。
 歴史を振り返ると、まだ、日本では、「女は男に守ってもらう」という古い封建的な概念が強かった昭和の時代に、同じように考えた女性たちがいました。
 今月のマモルの特集は、そんな彼女たちに焦点を当てた「女性自衛隊員・初めて物語」。
 日さんのマンガの連載も開始です。ぜひ、誌面でお楽しみください。

特集取材後記

先駆者に聞け!
「女性自衛隊員初めて物語」

ライター 馬場 千枝

 今回、初めて女性自衛隊員の方々とじっくり話をさせていただき、とても興味深かったです。家庭と仕事の両立に悩むという点では、自衛官も一般の働く女性も同じ。でも仕事に対する意識の持ち方が明確で、切れ味が鋭く、まさに一歩も引かないパワーに圧倒されました。

カメラマン 田岡 まきえ

 日本の社会は男性優位の社会です。働く女性に優しい社会では決してありません。そんな中で、女性がはじめてその分野に入って行くことの大変さは、いかばかりのものだったでしょうか。 ましてや、戦後間もない頃にその職務に就かれた方の御苦労は、想像を絶するものだったのではないでしょうか。
 リンカーンが「男は40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持たなくてはならない」と言ったと言う話がありますがこの言葉は現代では女性にも当てはまるでしょう。
 今回の取材ではその人の生き方が顔に表れるものだということを改めて実感しました。取材させていただいた方々はまぶしいくらいにお美しい方ばかりです。女優のような生まれつきの容姿の美しさとは違う、その方の生き方が美しいのだと感じさせる、そんな美しさが溢れていました。

ミリレポ取材後記

「大地を縫って飛ぶ誘導弾が敵の上陸を阻止!」
陸上自衛隊 第5地対艦ミサイル連隊

ライター 佐々木 桂

  正直いって難しい原稿でした(笑)。取材に関してはみんないい人ばかりで、僕の自衛隊員好きがまた加速したわけですが、それを原稿にするのにいささか苦労したわけです。もちろん、毎回、知らないことだらけなので、それに関しては、新鮮だし楽しいのですが、隊員さんたちの葛藤をどう伝えればいいかで、結構悩みました。どんな葛藤かというと、わかりやすいのは、本誌でも紹介していますが、第5地対艦ミサイル連隊というのは、せっかく重要な任務に就いたにも関わらず、実射訓練が日本ではできないということ。また、毎年、中隊は順繰りでアメリカに実射訓練に行くのですが、連隊の中で、実射訓練の順番が決まるので毎年とは限らない。だから人事の異動などで、行けずじまいの人もいることになります。そんな中で、毎日の訓練に対して、いかにモチベーションを上げ取り組めるか。その計り知れない努力、僕らなんぞには、知るよしもないのですが…。でも隊員さんたちみなさん、それぞれ自分の任務に対してプライドを持ってらっしゃって、この任務に就けることを誇りに思っていると話してくれる。毎回書いてるかもしれませんが、ホントに自衛隊のみなさんは、素敵です!

カメラマン 荒井 健

 ミサイルを撃つということは、はじめに角度を合わせたらボタンを押して『ドンッ』で終わりなんだろうと無知な僕は思ってしまう。

 角度を合わせて撃つのだが、相手に発射地点が攻撃されないように準備が始まる。もうここからが時間との戦いで隊員達は走る走る、すべてのことがらについてとにかく素早い。なりふり構わず、とにかく正確に少しでも早くと隊員達は駆け回る。発射前にこんなにもやることがあり、しかも連絡が有線で行われているだなんて‥この場に立ち会わなければ知ることはなかっただろう。

 自然が相手なので毎回変化するであろういろいろな解析をする隊員達も決してミスは許されず、ハイプレッシャーのなか薄暗い部屋の中でしびれる時間を過ごしていた。

 角度を合わせてボタンを押すだけなんて、ゲームの世界だった。無知な僕に今回も、隊員達の汗なくして成り立たたないことを教えてくれた。

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