マモル(広報誌)2013年6月号

 MAMORは、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

MAMOR 2013年6月号(4月20日発売) CONTENTS

特集1

「緊急ミッション! イージス艦の謎を捜査せよ!」

特集2

新社会人に贈る
「自衛隊式マナー・エチケット完全ガイド」

編集後記

編集長 高久 裕

 自衛隊に入隊すると、まず、何よりも先に礼儀と作法を徹底的に教え込まれる。
 あいさつ(敬礼)から始まり、爪や頭髪の手入れ、シャツやズボンのアイロンのかけ方、靴の磨き方、ベッドメイキングの方法まで、それは、微に入り細に渡る。
 その細かさに、新隊員たちは初めのうち、「なぜ、ここまで?」と思うようだが、やがて、気が付くそうだ。25万に及ぶ巨大組織・自衛隊の規律・統制は、すべてここから始まっていることに。
 そう考えると、国という組織、つまり日本の基礎も、あいさつ(礼儀)から始まっているということになる。
 あなたは、ちゃんとあいさつ、していますか? 
 今号のマモルは、自衛隊のマナー・エチケットについて紹介しています。

特集1取材後記

「緊急ミッション! イージス艦の謎を捜査せよ!」

ライター 魚本 拓

 海上自衛隊の艦艇を取材したときにはいつも、隊員の方々の身のこなしの軽やかさに感じ入ります。 艦内の階段は急勾配で踏み面も狭く、それに慣れない身としては踏み外して転落することのないよう、手すりにつかまり慎重に、斜に肩掛けしたバックも気にしながら、おっかなびっくりでそろそろと昇り降りすることになるのですが、隊員の方々はみな難なく歩を進め、とりわけ降りる際には、タタタタタッと軽やかなステップの音を辺りに響かせます。 いかにも慣れたその所作が、日に何度も艦内の階段の昇降を繰り返していることを思わせ、そして、艦内もまた彼らの「生活の場」であることに思い至りました。 今回お話を伺った護衛艦「きりしま」の乗員の方々も、そこが「生活の場」であり、同時に「仕事の現場」である、と語っておられました。 「仕事」とは艦の運営にとって、また有事を想定した日々の訓練にとって必要なそれぞれの任務であるわけですが、閉鎖されたそこは職住一体の過酷な場であるはずで、にもかかわらず、隊員の方々はみな一様に、任務遂行のための強い意志と自らがはたす責任について、気負いなく口にされました。 任務の厳しさに反したようなその自然な物腰が印象に残った取材となりました。



カメラマン 村上 淳

 この取材で初めて訪れた横須賀。目の前の海には自衛隊や米軍の船が並んでおり、その中に今回の目的のイージス艦「きりしま」がいた。取材前は屈強で寡黙な隊員たちを想像していたが、実際のイージス艦の乗組員たちは皆とても明るく、撮影中は常に笑いが絶えなかった。
 そんな彼らは今現在、日本のミサイル防衛の砦として真剣な眼差しで任務にいそしんでいるであろうと思う。
 今回もそんな海の男たちが印象的な取材であった。

特集2取材後記

新社会人に贈る
「自衛隊式マナー・エチケット完全ガイド」

ライター 﨑山 綾子(さきやまあやこ)

 普段は女性向けの記事を担当させていただいている私が、高久編集長から今回の取材のお話をいただいたのは2月中旬のこと。「自衛隊の知識ゼロの私に務まるのだろうか…」という戸惑いがありつつも「このような貴重な体験は二度とできない!」という好奇心から、今回の取材を担当させていただくことになりました。

 陸、海、空のうち、私は武山駐屯地内の陸、海ふたつの教育隊での取材を担当させていただきました。制服や作業服の着こなし、髪型や爪の身づくろい、居室の整理整頓や、敬礼、挨拶…etc.と、ひと通りのエチケットやマナーを実演していただきましたが、なかでも、もっとも印象的だったのが、ベッドメイキング。シワひとつないピンと張り詰めた美しいシーツ、きっちりと折り目のそろった布団。その手際のよさやチームワークに、思わずため息が…(参考にさせていただいています)。

 また、自衛隊全体としての大枠のルールがありつつもそれぞれ部隊で、伝統やしきたりに微妙に違いがあるのも興味深かったです。

 今回の取材を通じ、マナーや規律にのっとった訓練や日課が、自衛官としての自覚や、確固たる精神をはぐくんでいるのだなと改めて教えていただき、ひとりの人間として、背筋が伸びるような気持ちになりました。「これぞ自衛官の流儀!」といったカッコよさを見させていただいた気がします。

 なにより、御協力いただいた自衛官、教官のみなさんと出会えたこと、取材に御協力いただけたことに、心より感謝しております。ありがとうございました!

カメラマン 与儀 達久

 今回私は自衛隊式マナーエチケット完全ガイドの撮影で陸上自衛隊武山駐屯地に伺いました。駐屯地に入ってすぐに感じたのは清々しさ。
 全てに渡って手入れの行き届いた感じ。取材が始まり、最初の挨拶で駐屯地の門をくぐった時と同じ清々しさを感じました。
 そして取材を進めるうちに手入れの行き届いた感じは、隊員の身だしなみにも反映されているんだなと感じました。他人と接するときに不快感を与えない配慮などの積み重ねは自衛隊のマンパワーの源かもしれないと思いました。
 陸上自衛隊第117教育大隊326共通教育中隊の皆様、ありがとうございました。

MAMORの購読については、以下のサイトを御覧ください。
株式会社扶桑社のサイトへ(新しいウィンドウを開いて表示します。)

 

ページの先頭へ戻る