マモル(広報誌)2012年12月号

 MAMORは、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

MAMOR 2012年12月号(10月21日発売) CONTENTS

特集

海上自衛隊直伝  ガッツリ食べても健康レシピ

ミリレポ

ヘリコプター搭乗員を目指して、全員一丸!
海上自衛隊  第211教育航空隊

編集後記

編集長 高久 裕

 とある取材で自衛隊の艦艇におじゃましたとき、艦内の食堂に張られた「祝・健康献立コンテスト優勝」という紙をみたことが、今号の特集を組むきっかけとなりました。
自衛隊に料理のコンテストがあることにも興味を持ったし、その献立も、さぞかしヘルシーなメニューだろうと、ぜひ、「マモル」で紹介しようと考えたのです。
さっそくレシピを取り寄せて料理研究家に見てもらうと、「編集長、これ、カロリーが多いです」。
アレ? 不思議に思い聞いてみると、日夜、激しい訓練に励む自衛官は、高カロリー、高タンパク質の摂取が必要となるため、自衛官は一般の成人の摂取目安より、多めのエネルギー摂取が設定されているのだそうです。
それでも、調理係の自衛官が考案したレシピには、ヘルシーな工夫が随所にされていて、しっかりと、でも健康的に食べたい男子にオススメな料理ばかりです。
ぜひ、御家庭で作ってみてください。

特集取材後記

海上自衛隊直伝  ガッツリ食べても健康レシピ

ライター 肥沼 和之

僕は大のプロレスファンだ。164センチ、60キロという小柄なスペックだが、10代の頃は憧れだったレスラーの食生活を真似て、1日に8000カロリーを目標に食いまくったものだった (結果、残ったのはダブついた脇腹の肉だけという、悲しいオチがついたのは想像に難くないだろう)。
そんな僕が、今回初めて関わらせてもらったマモルで、「自衛隊メシ」という何とも興味深い取材を担当した。
強い男たちが食べるメシに、興味がないはずはない。目を皿のようにして、厚木基地の調理現場を観察しまくった。
そして一番強く感じたことは、実にシンプルだった。それを一言で表すと、次のようになる。
何て美味そうなんだ!
自衛隊員にとって食事とは、体力や健康を維持増進するためのものだけではない。
美味しく食べてストレスを軽減し、モチベーションを高めるためのものでもあるのだ。
当たり前だが、自衛隊員も人。美味いものを食べれば嬉しくなる、笑顔も元気も生まれる。
だからこそ、調理担当や栄養士は本気になって献立を決め、食事を作る。
だからこそ、自衛隊メシは美味いのだと言い切ってもいいだろう。
腹が減っては戦はできぬ。その言葉を最も痛感できた取材だった。
皆さんも大事なイベントの前は、栄養たっぷりの食事をおなか一杯食べて挑んでくださいね!

カメラマン 村上 淳

私たちが取材で訪れた時はちょうど昼食準備の真っ最中。
大きな鍋から立ち昇る湯気で蒸し暑くなっている調理場で、彼らは黙々と調理をしている。
一つで数百人分も作れる大きな鍋を、これまた子供の背丈ほどもありそうな大きなヘラで体全体を使って混ぜていた。
取材後私たちも昼食をいただいた。体が資本の自衛隊員たちの胃袋を満たしている味は、よく聞く話の通り美味かった。







ミリレポ取材後記

ヘリコプター搭乗員を目指して、全員一丸!  海上自衛隊 第211教育航空隊

ライター 佐々木 桂

 今回は、鹿屋にある第211教育航空隊にお邪魔した。隊員(ここでは学生隊員というべきか)のみなさんは、前回同様、実に礼儀正しくキビキビしていて、本当に一般社会の若者に爪の垢を呑ませたい人たちばかりだったが、それ以上に教官の方々の熱意には敬服させられた。
これもまた一般社会の学校の先生に呑ませたい爪の垢満載であった。
 その熱意が通じるのだろう、強制ではないのに、ほとんどすべての学生が夜遅くまで自習をしているというのだから驚きである。
 そして、今回は誌面の構成上、あまりスペースをさけなかったが、ここを統括する鴛渕陽一司令がまた素敵である。失礼かもしれないが、司令というより優しい校長先生といった感じ。
お話頂いた内容は、司令としての責務や学生に対する愛情など、すべてが心に染みるものばかり。
しかも話がお上手ときている。
そんな1時間の取材内容を、ほんの数行でなんて表せるわけがない。なんてもったいないと編集部を恨みつつも、泣く泣く削りに削って、ああなってしまった。
残念無念である。
 それからもう一つ。本文にも書いたが、サラリーマンから航空士(メディック)を目指す隊員がいたことに驚いた。
というよりも、そんなことが可能なんだ!と制度に驚いた。これはもっと宣伝すべきじゃないかと思った次第だ。会社員なんかをだらだらやっているより、そっちの方が心身共にいいに決まっているのだから。
僕もあと20年若かったら挑戦したのだが…、これもまた残念無念である。

カメラマン 田岡 まきえ

 今回の取材ではいろいろと貴重な体験をさせていただきました。
滑走路付近で回転翼の機体を間近に見ながらの撮影や、実際に回転翼に同乗させていただいての撮影、パイロット、航空士、整備員、白い制服にたくさんの防衛記念章を付けた司令や教官の方々…20代の頃に見た「トップガン」を彷彿とさせる雰囲気に仕事を忘れて興奮してしまいました。
 正直な話、かなりミーハーな気持ちで臨んだ取材でしたが、学生たちの座談会はそんなミーハー気分が消し飛んでしまう内容でした。
まだ若い彼らが、それぞれ高い志を持って自分の職務と向き合っているその姿はとてもまぶしく、美しいものでした。もしも今から人生をやり直せるのなら、彼らのように生きてみたいものです。





MAMORの購読については、以下のサイトを御覧ください。
株式会社扶桑社のサイトへ(新しいウィンドウを開いて表示します。)

 

ページの先頭へ戻る