マモル(広報誌)2012年11月号

 MAMORは、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

MAMOR 2012年11月号(9月21日発売) CONTENTS

特集

知という装備を身にまとえ  隊長が薦める1冊

ミリレポ

航空自衛隊  基地警備教導隊
「守る最先端技術」インストラクター

編集後記

編集長 高久 裕

自衛隊の指揮官といえば、早ければ20代前半で小隊長となり、30代になれば200人弱の隊員を指揮することもあります。
部隊には、ルーキーから、経験に長けた年長者まで、さまざまな個性を持った者が集まっているため、若い指揮官が統制を取るのはたいへんな苦労があろうと思います。
そんな隊長とお話をすると、読書が趣味という方がけっこういます。
きっと本を読むことで、知性というヨロイを身にまとい、現場で果敢に闘っているのではなかろうか、と想像するのです。
そこで、隊長に、お薦めの本を教えていただいたのが今号の特集です。結果、小説、ビジネス書から料理本まで、バラエティ豊かな本が集まりました。
本は、読む者の心を豊かにします。灯火親しむ季節、世にあふれる書物の海で迷える貴殿の羅針盤になれば幸いです。

特集取材後記

知という装備を身にまとえ 隊長が薦める1冊

ライター 魚本 拓

ふだん皆はどんな本を読んでいるのだろう? というのは、誰もが少しは気になるところではないでしょうか。
まして、国防の任に就き、そのために日々活動されている自衛官の方たちが薦める本、となると、さらに興味深く思われるはずです。
今回はそんな企画に参加させていただいたわけですが、編集の方に聞くところによると、推薦本を3冊挙げてもらったのは、タイトルの重複を危惧したためとのことでした。
ところが、蓋を開けてみれば、じつにバラエティー豊かなラインナップとなりました。
兵法や軍事的なトピックに関する本、戦争小説は当然としても、偉人の言葉を紹介した本やビジネス書、はてはラブコメ(!)までと多種多様です。
とはいえ、多くの人に支持されるベストセラーの本がある一方、人はそれぞれがそれぞれの好奇心に導かれて本を選ぶということを考えれば、至極当然の結果とも言えます。
今回のインタビューでは、その、自衛官の方たちの関心の的を垣間見ることができたことを含め、非常に楽しく仕事をさせていただきました。
また、直にお会いした人が薦める本というのは訴求力があるものなので、只今、入間ヘリコプター空輸隊長の岡橋氏に喚起されたようなかたちで、『総合英語 Forest』を購入して英語に再チャレンジすべきか否かと思案の日々を過ごしております。



ミリレポ取材後記

航空自衛隊  基地警備教導隊 「守る最先端技術」インストラクター

ライター 新田 哲嗣

基地警備教導隊の取材を終えて、まず思ったこと。
それは「暑さ・熱さ・厚さ」という3つの「あつさ」です。
暑いのは言わずもがな、炎天下での取材だったため。
その中でフル装備で取材撮影に応じてくださった基地警備教導隊の皆様には頭があがりません。
次に「熱さ」ですが、対テロへの最先端たる自分達への役割への並々ならぬ意欲を感じ取り、隊の情熱に心焦がされた思いです。
そして最後に「厚さ」ですが、基地防衛という任務に対する準備、検討、そして課題克服というフローを何層にも積み重ねられており、言い換えれば彼らが地道な努力を厚く重ねることによって、私たちの安全は守られているのだと痛感。
大変な役割ではあると思いますが、隊員の皆さまには、お体にお気をつけていただきながら、さらなる基地防衛の発展に御尽力いただける期待を胸に抱いております。

カメラマン 荒井 健

暑い‥。
僕の黒いポロシャツはみっともなく汗と塩とで白くまだらに…。
「重そう」なんて感想も吹き飛ぶとんでもない重さの装備を身にまとう隊員が重力を無視した動きで酷暑の中展開していく。
どこの隊でも同じような光景なのだろうが、ここは最先端を標榜する教導隊。
新しいことを作り上げていく、わくわくするような気持ちや意識の高さがビシビシ伝わってくる。
そんな気持ちに押されたのか太陽のせいなのか僕もいつしかフラフラに…。
何が起きても不思議はないのが現実だけど、平和の中にいるとつい忘れてしまう。
大空を飛ぶ戦闘機も安全に離陸できなければ意味がない。
そんな当たり前のことを真っ青な空をみながら考えていた。





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