マモル(広報誌)2011年9月号

 MAMORは、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

MAMOR 2011年9月号(7月21日発売)CONTENTS

特集

マモル大捜査線!
国を守る自衛隊の秩序を守る警務隊

ミリレポ

ガッチリ、現場の力で空を飛ぶ!
海上自衛隊 第4整備補給隊

ほか

編集後記

編集長 高久 裕

 当誌でも、そのスケジュールの一部を紹介しているが、盆踊り、音楽隊演奏会など、自衛隊は各地で実に多彩な広報用のイベントを開催している。しかし、この度の災害派遣で、多くの隊員を派遣した基地、駐屯地では、今年は開催できないイベントも多いようだ。自衛隊イベントのファンの間では、毎年8月に実施されている自衛隊最大規模のイベント、「富士総合火力演習」も中止されるだろう、とささやかれていたようだが、無事、というか見事、例年と同じ規模で実施するという。イベント本番に向けて、多くの隊員が、何か月も前から練習を重ねる姿を取材で知っているだけに、実施の報を聞いた時は、信じられなかった。と同時に、たとえ、どのような状況においても、国を守るという基本中の基本の演習は、なにがなんでも、通常通りやるんだ! という意地のようなものを感じて、頼もしく思うとともに、ますます頭が下がる思いだ。入場券の応募はもう終了したが、演習の様子は、ネット中継されるそうなので、災害派遣のニュースで見たものとは、また違う隊員の雄姿を見ていただきたいと思う。

特集取材後記

マモル大捜査線!
国を守る自衛隊の秩序を守る警務隊

ライター 野岸 泰之

 自衛隊の取材をするようになってかなりの年数が経ちましたが、未知の世界だった警務隊。今回、陸・海・空それぞれの警務隊をみっちり取材させていただき、かなり理解を深めることができました。しかしその仕事の中身を知れば知るほど「自衛官でありながら、警察官としての顔も持つ警務官って、本当に大変なんだな」と思い知らされたのも事実です。ともすれば同じ自衛官からは煙たがられる存在でありながら、そんなことは意に介さず、部隊秩序のためには誇りとプライドを持って職務にあたる……その正義感と使命感には、頭が下がる思いでした。取材に御協力いただいた、すべての方に感謝いたします。

カメラマン 川口 正志

 今月号では警務隊の取材をさせてもらいましたが、海外での活動も含め、一般にはあまり知られていない警務隊の様々な業務を知る事ができたのはなかなか貴重な体験でした。
また、各警務隊の方たちには実際の仕事の様子はもちろん、普段どういう仕事を行っているのかを取材のために再現して頂いたりして、大変お世話になりました。お陰様で良い取材をする事ができました。ありがとうございました。

ミリレポ取材後記

ガッチリ、現場の力で空を飛ぶ!
海上自衛隊 第4整備補給隊

ライター 岡田 真理

 今回のミリレポは、海上自衛隊「第4整備補給隊」。ここは、海上自衛隊厚木基地の飛行機やヘリコプターの整備、補給を担当する部隊です。
 海上自衛隊の航空機は偵察、救助などで海面スレスレを飛ぶことが多いのですが、その結果、航空機のボディはサビやすくなります。サビは亀裂を生み、酷い場合にはボディが剥がれてしまうようなことも。そこで、定期的にサビを検出し、サビ止めを塗るんですが、このサビ検出技がすごい! 素人目には分からない小さ~~~~なサビを、ライトを当てながら見つけるんです。すごい職人技です。
 ボディだけでなく、航空機にはエンジンやソナーが積まれています。そのひとつひとつの修理に専門家がいて、さらには燃料や備品の補給まで網羅。
 第4整備補給隊のみなさんが作業をされているのは、機械油の臭いが充満する、滑走路脇の格納庫。取材のあと、空を飛ぶ航空機の姿を目にすると、黙々と作業をする彼らの後ろ姿と油の臭いを思い出すようになりました。
 彼らの職人技の数々を、ぜひ御覧ください。

カメラマン 岡戸 雅樹

 今回の撮影で海上自衛隊のイメージを一新させられました。各分野に特化した技術を持つ隊員さんたちは大きな機体に付いた塗装の小さな剥がれを一つも逃さず隅々までチェックして補修することや、補給で物資を破損することなく確実に運搬するための梱包の技術、航空燃料を運搬する大型トレーラーに関しては寸分の狂いのない運転技術、パラシュートからレーダーや無線のメンテナンスなど多種多様に対応するエンジニア集団!!まさに、一人一が隊員という名の職人さんだった。

 

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