マモル(広報誌)2011年5月号

 MAMORは、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

MAMOR 2011年5月号(3月19日発売)CONTENTS

特集

・Enjoy! セカンドライフ
  退職後も活躍する自衛官魂

ミリレポ

世界の前線へ挑むために育て、日本代表!
陸上自衛隊 国際活動教育隊

ほか

編集後記

編集長 高久 裕

 肉体と精神に精強さを求められる自衛官の定年は早い。一般のサラリーマンの定年は、最近では65歳という会社が増えているが、自衛官は、幹部、准尉、曹で大部分が53~56歳で定年を迎え、任期制で採用された者の多くは20代で退職となる。そのために、自衛隊では再就職をバックアップする制度が設けられていて、今号で、その内容をくわしく解説している。以前、自衛隊ルポで数々の賞を受賞された作家の杉山隆夫さんとお話をした折に、「私も自衛官の定年年齢を迎えたので、もう自衛隊の取材はしません。体がついていかずに迷惑をかけるので」というようなことをおっしゃっていた。さすが、ノンフェクション作家と感心した覚えがあるが、ふと、わが身を振り返ると、自分もそろそろ自衛官の定年年齢に達する…。1日でも長くマモルの仕事を続けられるように、体を鍛えねば、と思うこのごろである。

特集取材後記

・Enjoy! セカンドライフ
  退職後も活躍する自衛官魂

フリーライター 野岸 泰之

再就職後の人生は、決してセカンドライフなどではないんだな……これが、今回取材で多くの退職自衛官に会って最も感じたことです。そこには「余生」を感じさせるような雰囲気は全くなく、誰もが新しい職場と人生を楽しみ、なおかつ真面目に取り組んでいるように思えました。その根底には、自衛官時代に培った“与えられた任務を淡々と、しかし全力で完遂する”という精神があるように思います。退職後も日本の社会をしっかりと支える彼らに、勇気と元気をもらえた気がしました。取材に応じていただいたすべての方に、感謝いたします。


カメラマン 岡戸 雅樹

 自衛隊で学び培ってきた技術やノウハウを部隊とは違う一般社会で活かすことは素晴らしいことだと思いました。これからも日本のために様々なジャンルで活躍して頂きたいです。


カメラマン 柏谷 高志

 いろんな方々のセカンドライフを取材させて頂きました。その中で多くの方々が『個人としての責任は多くなりましたがやりがいがあります。』と目を輝かしておっしゃっていたのが印象深いです。これからもそれぞれの道での飛躍を期待しております。

   

ミリレポ取材後記

陸上自衛隊 国際活動教育隊

フリーライター 岡田 真理

 最近では珍しくなくなった、自衛隊の海外派遣。「ソマリアでの海賊対処」や「ハイチの復興支援」など、テレビでもよく聞くPKOや国際緊急援助活動ですが、自衛隊はこれまでの海外派遣で「任務達成」と「無事帰国」という大きな2つを成し遂げ続けています。
 その秘密は、海外へ派遣される前に隊員が受ける教育にあります。日本とは異なる文化や治安の中で活動するため、海外へ行く隊員は全員、国際活動の教育訓練を受けているのです。
 その教育を陸上自衛隊において専門的に行っているのが、国際活動教育隊。
 今回は、「不測事態対処」を中心に、教育訓練を見せて頂きました。「不測事態対処」とは、文字通り「不測の事態にいかに対処するか」の訓練。何が起こるかわからない地域では、車両で移動するだけでも、攻撃を受ける可能性があります。そこで、攻撃を受けた場合にどう対処するか、攻撃を受けないためにどう行動するか、を考え、実行しなければなりません。
 動き続ける世界情勢の中で、どう活動するかを模索し続ける国際活動教育隊。「任務達成」、「無事帰国」を成し遂げる、その実力を御覧ください。


カメラマン 岡戸 雅樹

 国際平和協力活動として世界に派遣される自衛隊。だが、平和協力活動とはいえ派遣先で何が起こるかわからない。不測の事態に備えどうのように対処するべきか、国際活動のスペシャリストの教官たちは全国の部隊から集まった隊員の前で、実際に起きたことを想定した訓練展示を行っている。緊迫した空気の中、無駄の無い動きと隊員同士の必要最低限のコミュニケーションには圧倒されシャッターを押す指が止まってしまうほどの気力と迫力が伝わってきました。

  


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