マモル(広報誌)2010年6月号

 MAMORは、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
 防衛の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

MAMOR 2010年6月号(4月21日発売)CONTENTS

特集

その貢献能力は世界最強かもしれない
日本が世界に誇れる自衛隊 PKO&JDR活動

ハイチ大地震・マモル特派員緊急リポート


ミリレポ

八甲田に対する畏怖と先人への畏敬の念を胸に、平成自衛隊が明るく力強く雪中をゆく
陸上自衛隊 第5普通科連隊
ほか

編集後記

編集長 高久 裕

 ある程度の年齢の方は、映画「八甲田山」を覚えておられよう。“天は我らを見放した”というセリフが大流行したものである。この映画の題材となった八甲田雪中行軍遭難事件と同じコースで、いまも自衛隊が雪中演習を行っていると聞き、陸上自衛隊第9師団第5普通科連隊に同行して取材をさせていただいた。今年で41回目を迎える伝統行事だそうで、映画で描かれた旧軍のイメージとはまったく違い、明るく堂々とした演習だった。ぜひ、本誌で御覧いただきたい。

 また、今号の特集であるPKO&JDR活動では、日本から派遣される自衛隊の活躍を報告している。あまり知られていないかもしれないが、自衛隊の派遣時の活動は、緻密で正確、そして、現地でのコミュニケーション能力の高さなどが、現地で称賛を受けているのだ。八甲田で見た、普段の訓練の積み重ねが、そういう結果に結びついているのだと、つくづく感じた次第である。

フリーライター 岡田 真理

 ニュースなどでよく耳にするPKO(国連平和維持活動)とJDR(国際緊急援助 隊)。「聞いたことはあるけど、実際にはどんなことをやっているの?」「どういうときに派遣されるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

 今回の特集は、自衛隊が世界に貢献している、PKOとJDRについてです。今年1月に起こったハイチ大地震を中心に、「なぜ自衛隊が海外で活動するのか」「自衛隊に海外派遣が必要となった経緯」「自衛隊の国際的な評価」などを詳しく解説しています。実際に派遣された隊員たちの、海外ならでは、緊急事態ならではのリアルな生の声も必読!「世界最強」という言葉も過言ではない、自衛隊の国際的な貢献能力。国内だけでなく、海外での自衛隊の雄姿にも注目必至です!

特集取材後記

ハイチ大地震・マモル特派員緊急リポート

カメラマン 嘉納愛夏

 空気が悪く、外国人価格が公然とまかり通るハイチでの取材は苦しかったのですが、JDR隊長の御厚意や、隊員の方々の親切で救われました。あれよあれよとPKO派遣も決まり、予定の日程では帰国断念、PKOの活動はじめも見ることができ、とても幸運な取材でした。CRR隊長の飾らない人柄にも癒されました。治療隊のひたむきな仕事ぶり、JDR・PKOの両CRR隊員の仕事に対する厳しい姿勢は忘れません。

ミリレポ取材後記

陸上自衛隊 第5普通科連隊

フリーライター 渡邉 陽子

 第5普通科連隊は、山岳史上最悪といわれる遭難事故を起こした旧歩兵第5聯隊と同じ数字を冠する部隊として、その歴史を受け入れ、伝統を継承する定めを負っている。現代の自衛官は旧軍の悲劇をどのように受け止め、かつて199名の命を奪った厳冬の八甲田にどう立ち向かうのかを興味深く取材した。その結果、雪を制圧するというより雪と共存するといった柔軟な姿勢に驚かされた。積雪寒冷地部隊としての底力、精強さに触れた気がする。

 八甲田のもの言わぬ威圧感、道路の両端に高い壁を作る積雪、氷点下の最高気温、四苦八苦した官品スキー。見たもの感じたもの体験したもの、すべての記憶は昨日のことのように鮮明だ。忘れられない取材がまたひとつ増えた。

カメラマン 長尾浩之

 「白い陸上自衛隊」 初めて雪国の部隊を撮影した。雪の中の白い部隊、ふと「スター・ウォーズ エピソード5」を思い出す。行軍そのものはルーク達と違い極めて順調。実に頼もしく笑顔さえ見受けられる余裕の行軍です。後藤伍長の銅像前で敬礼する隊員達や防衛館の資料を見て歴史の分厚さを感じた。それにしても白い雪、白い被服、そして寒さ カメラマン泣かせの状況でした。


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