マモル(広報誌)2010年2月号

 MAMORは、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
 防衛の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

MAMOR 2010年2月号(12月21日発売)CONTENTS

特集

部下の命を預かる指揮官を見よ マモル隊長考


ミリタリーレポート

観艦式で小さな護衛艦を完璧に操った、隊員たちの大きな実力と矜持
海上自衛隊 第15護衛隊 護衛艦『ゆうべつ』
ほか

編集後記

編集長 高久 裕

 マモルの編集をするようになって、何人かの佐官、尉官と一緒に仕事をさせていただいている。私よりも一回り以上年下の自衛官たちだ。はじめは、自衛官といっても、われわれと変わらないなあ、普通の人たちだなあ、と感じてちょっと安心したものである。しかし、数ヵ月もするとあることに気が付く。どの自衛官も、人を使うことに長けているのだ。一応、こちらも馬齢だけは重ねているので、人の上に立って仕事をすることも多い。しかし、いつの間にか、彼らにうまく使われていることがある。そうか、そうなのだ。彼らは指揮官なのだ。と気が付く。かなわないよなあ、ずっと人を使うための教育・訓練を受けてきた人たちだものなあ。隊長! お手柔らかにお願いします!

特集取材後記

第15護衛隊 護衛艦『ゆうべつ』


 

フリーライター 渡邉 陽子

 乗り物酔いとは無縁の体質なので、観艦式に臨む護衛艦『ゆうべつ』での取材が肉体的苦痛との戦いになるとは思ってもみなかった。しかも予行の2回は天候に恵まれ波も穏やか、すっかり油断していた。荒天の本番、木の葉のように揺れまくる艦の甲板で、波しぶきを浴びながら呆然としていたのも今となれば笑える。いつもとはまた違った意味でも忘れられない取材となった。
 『ゆうべつ』の隊員たちは天候に一切左右されることなく、常に無駄のない動きで各自の仕事を的確に進めていた。それは付け焼き刃の訓練では決してこうはできまいと一目瞭然の姿で、彼らが常日頃、北の海でどのような訓練を重ね、練度を保持しているか、言葉で聞かずともうかがい知ることができた。
 甲板の粛然とした様子や艦橋の緊張感、一般乗客に対する隊員たちの心遣いなど、『ゆうべつ』に一緒に乗艦している気分でその機微を感じていただければ幸いです。

フリーカメラマン 岡戸雅樹

 曜日感覚を確認するため毎週金曜日はカレーを食べることがならわしの海上自衛隊。しかも、各艦船によって秘伝の作り方があり、そのお味は三ツ星級。(だが取材当日は、観艦式のためカレーを食べられなかったのはとても残念)。そんな護衛艦の厨房は1年を通して休むことがないという。船内に漂うおいしそうな香りに、厳しい表情だった隊員さんの表情は自然と笑みがもれていた。

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