平成23年度大学生等サマーツアーの記録

 

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 4泊5日の自衛隊生活体験、平成23年8月22日(月)から26日(金)までの間、陸海空の各自衛隊を巡る大学生等サマーツアーが実施されました。

 埼玉県にある航空自衛隊入間基地に集合した大学生及び大学院生はC-1中型輸送機に搭乗し宮崎県の航空自衛隊新田原基地に移動します。

 基地到着後は防衛省・自衛隊の説明を受けます。昼食後には救難隊でU-125A救難捜索機やUH-60J救難ヘリコプターを見学しました。

 飛行場見学では、F-15戦闘機、F-4戦闘機やT-4中等練習機を一望しました。新田原基地でしか見ることのできない飛行教導隊の特別塗装のF-15戦闘機も見学できました。

 F-15戦闘機、F-4戦闘機の操縦席へ座り、一人ずつ記念撮影をしました。その他、航空機整備の現場やデモスクランブル発進の見学、パイロットとの懇談をしました。

 2日目朝、宮崎から鹿児島へ移動。残念ながら予定されていたCH-47輸送ヘリコプターによる移動は天候不良により断念し、バスによる移動となりました。到着早々、迷彩服が交付されます。

 レンジャー訓練見学と体験です。ロープ橋をセイラー渡りとモンキー渡りを体験します。レンジャー隊員は地上20mで展示しましたが大学生は地上2mでの体験でした。

 引き続き基本教練です。敬礼、回れ右など停止間動作に加え、行進間の動作について教練を受けます。

 ベッドメイキング体験。シワ一つないようにシーツを伸ばします。角は自衛隊特有の直角水平に折り込みます。

 夜間になり暗視装置の体験です。暗視装置JGVS-V3と個人用暗視装置JGVS-V8を体験しました。夜間にも関わらず昼間と同様の視界が広がりました。

 3日目は、格闘訓練から始まりました。関節の固め方や突き、蹴りなどの基本を体験しました。

 装備品見学。9mm拳銃、89式5.56mm小銃、120mm迫撃砲、対戦車誘導弾、指揮通信車、軽装甲機動車、野外炊具等について説明を受けます。

 74式戦車や軽装甲機動車の体験試乗です。74式戦車の空冷2サイクル10気筒ディーゼルエンジンが爆音を響かせて走ります。

 午後からはコンパス行進です。方位角と距離を与えられ目標を探し当てます。

 基本動作の完成度を競う、各班対抗基本教練競技会が実施されました。円陣を組んで気合いを入れて本番に望みました。

 夕刻から天幕設営です。自ら今晩宿泊する6人用天幕を展張します。灼熱の太陽が照りつける中、大粒の汗を流しながらの作業となりました。

 夕食は飯盒炊飯にて準備します。その後、宿営地において野外喫食。教官と懇談しながらの食事となりました。

 4日目の朝は夜が明ける前から徒歩行進です。背のうを背負い朝日を背に歩き続けました。

 行進後、宿営地にて朝食です。軽い運動でお腹も空き、野外でのすがすがしさも相まって食が進みました。

 午後からは海上自衛隊鹿屋航空基地へ移動。概要説明を受けた後固定翼哨戒機のP-3C見学です。

 管制塔を見学し、管制官の仕事や気象予報士の仕事について説明を受けました。

 最終日は鹿屋史料館の見学、隊員との懇談や防衛講話の聴講などが行われました。鹿屋航空基地から航空自衛隊のC-1輸送機に搭乗し、初日に集合した航空自衛隊入間基地に帰ります。

 個性により感じ方や感銘を受ける場面は様々でしょうが、参加した44名にとって有意義で充実した5日間だったと確信しています。将来様々な分野で活躍する若者達が、本ツアーを通じてものの見方が少しでも変わっていただければ、そして、この日本の国土と領海・領空で、時には海外で、陸海空自衛隊が様々な活動をしていることを多少なりとも理解して頂ければ幸いです。

 来年は広島・山口地区でサマーツアーを計画することとします。


平成22年度大学生等サマーツアーの記録

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