MAMOR (広報誌)2018年11月号

日本の防衛のこと、もっと知りたい!

MAMOR(マモル)は、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

2018年11月号(9月21日発売) FEATURE

2018年11月号表紙

特集

自衛隊整備員にチューンナップ! 
国力となる
メカニック


Military Report

海上防衛と
日米安全保障の土ベース台

基地を守る
名プレーヤーたち

海上自衛隊 厚木航空基地隊

編集後記

編集長 高久 裕

 戦闘車両や航空機、艦艇など自衛隊の装備品は、年々高性能化しています。しかし、どんな優れた装備品も、日ごろ、キチンと整備していないと、いざというときに本来の働きをしてくれません。それどころか、事故を起こし操縦する隊員の命を危険にさらす可能性すらあります。そのような重責を担っている業務の割に、整備をする隊員に光が当てられることが少ないように思います。そこで、今月のマモルでは、目立たないけど、国防を支える自衛隊の整備員に注目しました。陸海空各自衛隊それぞれに違う整備の特徴とは? その心構えは? 古い機械を長持ちさせる秘訣とは? 自衛隊メカニックのさまざまな心と技を紹介します。また、マンガ家の見ル野栄司先生が、自衛隊の繊細な整備に男泣きするなど、自衛隊の整備がより詳しく分かる充実の一冊です。

特集 取材後記

自衛隊整備員にチューンナップ!
国力となる
メカニック

ライター 魚本 拓

 今回の特集では、陸自の土浦駐屯地、駒門駐屯地、海自の横須賀地区、空自の松島基地、入間基地と、実に多くの駐屯地・基地に取材に赴きました。そうして陸海空各自衛隊の数々の装備品、車両や航空機、艦艇などを目にすることになりました。しかし、特集のメインとなるのは各種装備品そのものではなく、あくまでそれらを整備する隊員の方々です。いつ何時、不測の事態が起きてもそれに対処すべく24時間、365日、常に装備品を稼働できる状態にしておくために働く整備員の方たちにフォーカスしています。彼ら彼女らはどのような思いを抱きつつ日夜、整備作業に従事しているのか。また、配備されてから数十年経てもなお活躍している装備品を正常に作動させ続けるための工夫はどこにあるのか等が語られていますので、メカ愛好者のみならず自衛隊における部隊を支える縁の下の力持ち達に興味がある方はぜひお手にとってみてください。  

フォトグラファー 近藤 誠司

 以前「富士総合火力演習」でロープ越しに見た10式戦車が目の前にあり、僕は大興奮でした。近くで見るとまさに鉄の塊。サイドスカートと呼ばれるキャタピラの泥除け部分でも重厚感があり、これを人力で開閉したり取外したりすると聞いて"指を詰めたら痛いだろうな"なんて暢気な事を考えていました。そんな全ての部品が重量級な戦車の整備。気温30度の中での長袖のつなぎの作業服での作業は重労働です。しかも、そんな重たい部品であっても全て精密に作り込まれているので、ただの力仕事では無いのです。10式戦車という最新鋭のハイテク戦車を整備するには高い技術を必要とするのだと感じさせられました。

ミリレポ 取材後記

海上防衛と日米安全保障の土ベース台
基地を守る名プレーヤーたち
海上自衛隊 厚木航空基地隊

ライター 臼井 総理

 どんなに仕事で辛いことがあっても、家に帰るとホッとするもの。私にも「家庭」があり、放浪癖のある私の代わりに、妻が「家を守って」くれています。人生の拠点である「家」。自衛隊にとってはそれが「基地」であり「駐屯地」なわけです。
 突然ですがここでクイズ! 同じ拠点なのになぜ陸上自衛隊だけ「駐屯地」なのでしょうか?……答えはご自身で調べてみてください(笑)。
 というわけで今号では「基地」を守る方々である厚木航空基地隊をみっちり取材しました。それぞれの仕事に、それぞれの強い「誇り」があること。彼らが「家」を守ることで、航空機が思う存分活躍できること。それらを改めて実感しました。
 今日も変わらず基地を守る隊員さんたちに、エールを!

フォトグラファー 長尾 浩之

 海上自衛隊の青い迷彩服は実に印象的であった。侵入者を想定した警備訓練では、実際に基地建物内での訓練であったので非常にリアルであった。
 また、米軍との共同消火訓練では迅速に機体の炎上を抑え、機内を捜索していた。目標はただ一つ。生存者の救出と安全確保だ。こういった動作は日頃から体に叩き込まなければ実際では活用できないだろう。厚木航空基地隊各部隊の日々の努力によって、基地の守りは強固なものとなっていることを確信した。


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