MAMOR (広報誌)2018年10月号

日本の防衛のこと、もっと知りたい!

MAMOR(マモル)は、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

2018年10月号(8月21日発売) FEATURE

2018年10月号表紙

特集

強く、元気に、輝く! 
教育隊50年目の 
女性自衛官 たち


Military Report

危機に即応し
機動力と火力で撃破する
トランスフォーマー

第15ソッキレンタイ参上!
陸上自衛隊 第15即応機動連隊

編集後記

編集長 高久 裕

 1958年に初の女性自衛官が誕生した際、その人数はわずか144人。陸上自衛隊では看護職のみの採用でした。
 陸上自衛隊一般職域で女性の採用が開始されたのは1967年。翌年、彼女たちを教育するため陸自の朝霞駐屯地に作られたのが「婦人自衛官教育隊」です。
 その後、2003年に「陸上自衛隊女性自衛官教育隊」と改称された部隊は、今年、創設50周年を迎えました。
 防衛省・自衛隊は、女性自衛官の定着を図り、採用者に占める女性の割合を10%以上とすることで、30年までに全自衛官に占める女性自衛官の割合を9%以上にするという目標を立てているそうです。
 そこでマモルでは、国防の未来を担う女性隊員の力を知るべく、「女性自衛官を育てるのではない、精強な自衛官を育てるのだ」という理念のもと訓練が行われている「陸上自衛隊女性自衛官教育隊」に、この春入隊した新隊員の中から数人をピックアップして取材しました。
 キラキラと輝く彼女たちの笑顔を通して、わが国を守る"益荒女"たちのパワーを感じ取ってください。

特集 取材後記

強く、元気に、輝く!
教育隊50年目の
女性自衛官たち

ライター 岡田 真理

 仕事柄、女子高生や女子大生、その親御さんから「自衛官になりたいんですが、女性でも大丈夫ですか?」と相談されることがあります。そんなとき、私はいつも「大丈夫だよ!既にたくさんの女性が活躍してるから!」と答えています。「それにね、 自衛隊ってその人の能力を重視してるんだよ。性別よりも、個人の能力で人材を登用してるの。もちろん、女性は男性に比べると体力的に劣るけど、そういうのも全部含めて『個人の能力』を見てくれるんだよ」と。
 今回、女性自衛官教育隊を取材し、教育隊長のお話を聞くうちに、今まで以上にこの思いを強くしました。とはいえ、女性には出産・育児という大きなイベントがあり、男性と「まったく同じ」とはいかないこともあります。しかし、それらの困難なことも組織がどれだけバックアップしているかも知ることができ、とても心強く思いました。
 男性にとっても女性にとっても、これから自衛隊は益々「良い職場」になっていくでしょう。そして、そのことで日本の平和がより守られていくでしょう。キラキラとがんばっている女性新隊員たち、そして彼女たち、自衛隊の未来をぜひご覧ください!
 

フォトグラファー 村上 由美

 入隊して半年も経っていない若い女性自衛官たちは特別でした。
 武装障害走で女性の腕力では厳しい綱登りを必死にこなす姿も、仲間を応援する姿も、最後の集合写真で変顔をリクエストすればSNSなどで見られる同年代の子たちよりも遠慮のない小学生男子の様な変顔をしてくれるところも全部全部キラキラとしていて本当に特別。
 どの瞬間も青春映画のワンシーンみたいに写っちゃうだろうから、もっと長く一緒にいてもっともっと撮りたいなと思ってしまいました。
 個別に撮影するときに、ほんの少しだけお話しできた彼女達は歳相応の可愛い女の子達でした。
 この子達があと何年かすると慕っている先輩のようにたくましくなっていくのかと思うと「今後、どんなことを感じ、変わっていくのか定期的にインタビューして写真を撮りたい」などと叶わぬ妄想をしてしまいます。
 これは男女問わずですが、寝食を共にして過ごす仲間とこれからも仕事をしていくということはものすごく羨ましいことだと、サラリーマンもしたことあるし今はフリーランスで一人で仕事をしている私は切に思います。

ミリレポ 取材後記

危機に即応し機動力と火力で撃破するトランスフォーマー
第15ソッキレンタイ参上!
陸上自衛隊 第15即応機動連隊

ライター 古里 学

 今回、沼津の海岸で行われた第15即応機動連隊や海上自衛隊による揚陸訓練の模様を取材しました。けっこう波の荒い洋上に浮かんだ輸送艦おおすみから、LCACで運ばれてMCVやWAPCなどが次々と上陸。目の前を通り過ぎるMCVのスピードと迫力にはおもわずビックリでしたが、夢中になって見続けていたら、いつの間にか日焼けで顔や腕がまっかっかに。おかげで今年は早くも一皮むけてしまいました。

フォトグラファー 三宅 伸幸

 第15即応機動連隊の撮影で香川県善通寺駐屯地にお邪魔しました。ここは自分の地元でもあるのですが中に入るのは初めて。あいにくの雨にも打たれましたが濡れた車両や機材にもテンションあがります。そしてMCVはやっぱりカッコいい!早い! きびきびした隊員の訓練と共に楽しく撮影させてもらいました。あと機動戦闘車隊の部隊シンボルマークは四国の形の上に狼といいセンス。地元民からしたら守ってくれる感をひしひし感じました。駐屯地内にうどん屋があるのはやはり香川県ならでは。次回は是非食べてみたいです!


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