MAMOR (広報誌)2018年8月号

日本の防衛のこと、もっと知りたい!

MAMOR(マモル)は、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

2018年8月号(6月21日発売) FEATURE

2018年8月号表紙

特集

より多く、より遠くまで運ぶ  世界に誇れる
新型国産輸送機  
C-2 Are Go!


Military Report

自衛官の安全な飛行を守る スペシャリスト集団
私たちが  航空医学実験隊です。

編集後記

編集長 高久 裕

 日本の自動車メーカーが開発し、国外で先行販売されていた小型ジェット機が、日本でも発売を開始して話題になっていますが、この1月、日本の空には、もっと大きなジェット機がデビューしているのをご存じですか? 航空自衛隊が誇る最新・最大の輸送機「C-2」です。最大約36トンの積載量と、約7600キロメートル(20トン積載時)の航続距離を誇る、世界の軍事輸送機の中でも、トップクラスの性能を持つ、国産ジェット機なのです。今後、ますます増えるであろう海外での国際貢献活動や、災害救助活動などの際に役立ってくれることでしょう。そのC-2の開発秘話や、旧型機から進化した点の説明、それを運用する部隊の隊員たちの話、そして、自衛隊の輸送機の歴史など、マモル8月号は輸送機情報が"満載"です!

特集 取材後記

より多く、より遠くまで運ぶ
世界に誇れる
新型国産輸送機 C-2 Are Go!

ライター 魚本 拓

 今号の特集の取材のために降り立った米子鬼太郎空港に隣接する美保基地に駐機してあった輸送機C-2は遠目からでも異様な存在感がありました。以前、取材した空中給油機KC-767もその大きさに驚いたのですが、間近で体感してみると、C-2は形状の特殊さもあってかやはりその巨大さに感嘆しました。それは同機が配備された美保基地の隊員の皆さんが初めて見た時にも抱いた感想だったようで、お話を伺った方々が皆一様に口にしていたものです。たとえが古くて恐縮ですが、その偉容はどこか『未来少年コナン』に出てくるギガントを思わせました。――と、ここまでもっぱら「C-2はデカい」としか言っていないわけですが、その大きさになったからこそ、できることがあります。C-1やC-130に比べ、C-2はどのくらい能力が向上したかについては本誌に譲ります。国産では最大級の航空機だという同機に興味を持たれた方はぜひお手にとってみてください。

フォトグラファー 村上 由美

 取材1日目はあいにくの雨でしたが濡れた駐機場には飛行機が写り込んで特別な写真が撮れました。
 2日目は晴れ。白い駐機場にブルーのC-2。その後ろには青味がかった山々と青い空、全部の彩度が低くて絵に描いたようなとても綺麗な基地でした。こんなに綺麗な基地があるんだ、と撮影現場にいるのが嬉しくてたまらなかったです。
 C-2は近くで見ると圧巻の大きさで、ベッドもついている。C-1の中に入ったこともあるけれど印象が全く違う。
 こんなに大きな輸送機を開発したことも、維持管理することも、飛ばすことも、荷物を積むことも、ピンポイントで物資などを落とすこともすごい。自衛隊ってなんてかっこいいんだろうという気持ちになりました。



ミリレポ 取材後記

自衛官の安全な飛行を守る スペシャリスト集団
私たちが

航空医学実験隊です。

ライター 古里 学

 今回のミリレポは入間基地にある航空医学実験隊の取材ということで、遠心力発生装置や空間識訓練装置、低圧訓練装置など、さまざまな訓練装置を見学させていただきました。パイロットになる隊員はこの入間基地にある装置で高速で回転したり、上下逆さになったり、はたまた低酸素状態になったり・・・。
 「自動車と違って航空機は、飛行中に止まることができませんから」 という航空医学実験隊の森本浩吉隊司令の言葉が、実感を伴って聞こえました。

フォトグラファー 村上 淳

 今回取材させていただいたのは入間と立川にある「航空医学実験隊」。航空医学の観点から研究や訓練などを行い、心身にさまざまな負担がかかるパイロットたちを支援している部隊です。耐G服や空間識失調など初めて見たり聞いたりしたものばかりでしたが、今回の取材でパイロットがいかに過酷な環境で任務についているかを知ることができました。そんなパイロットたちを支えている航空医学実験隊の隊員たちを、ぜひ誌面でご覧ください。




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