MAMOR (広報誌)2018年3月号

日本の防衛のこと、もっと知りたい!

MAMOR(マモル)は、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

2018年3月号(1月20日発売) FEATURE

2018年3月号表紙

特集

国民の不安に備える任務まとめ
知られざる
自衛隊の訓練
がすごい


Military Report

自衛隊退職後も前線で国を守る人たちがいる
即応予備自衛官
招集訓練の記録

編集後記

編集長 高久 裕

 月刊「マモル」は、防衛庁が防衛省に改編された2007年1月に創刊されました。ですので、今月号は11周年記念号になります。これまで、マモルには、読者から、お叱りや励ましなど、さまざまなご意見をいただきました。そういった応援に支えられての11周年と感謝の念でいっぱいです。
 自衛隊は、創刊当時に比べてかなり進化してきています。国際情勢の変化、関連法の施行などに合わせて、組織の改編や、新しい装備品の配備などが行われてきたのです。また、時代、時代によって国民が不安に感じていることも変化しています。その変化に合わせて、自衛隊もさまざまな訓練をして国民の不安に対して備えようとしています。今月号は、そんな訓練の数々を紹介しています。今年も「マモル」をよろしくご愛読ください。

特集 取材後記

国民の不安に備える任務まとめ
知られざる 
自衛隊の訓練  がすごい

ライター 野岸 泰之

 「訓練でできないことは、本番でもできない」。自衛隊を取材していると、よくこんな言葉を耳にします。いつ起こるかわからない災害や有事にきちんと対処できるように日々、様々な訓練を行い、練度を高めることが自衛隊の使命なのです。
 訓練は組織を表す鑑でもあります。近年、自衛隊の役割が増えるにつれて、それに呼応するように訓練の種類も増えています。「自衛隊ってこんな訓練もやってるんだ」。これを知ることは、そのまま自衛隊に与えられた任務や役割を知ることにつながるのです。様々な目的や想定で行われる訓練の紹介ページを通じて、今の自衛隊に求められる多くの任務と、それを確実に遂行するために淡々と訓練に臨む隊員の姿を想像し、感じていただけたら幸いです。

フォトグラファー 江西 伸之

 自衛隊中央病院で行われた大量傷者受入訓練を取材させていただいた。テロ発生時における現場での救護活動、患者搬送、院内処置、航空機による搬送など、それぞれの場面で的確な状況判断、迅速な処置、綿密な連携、全く無駄のない動きを見ることができたとともに、練度がどれだけ高いかが伺えた。
 テロは起きてはならない。しかし、何が起こるか分からないのがテロである。今、あらゆる災害などに対応する力が必要であると改めて感じた。
 必死に命を守ろうとする隊員の姿、対応力に感銘を受けた取材であった。





ミリレポ 取材後記

自衛隊退職後も前線で国を守る人たちがいる
即応予備自衛官 招集訓練の記録

ライター 古里 学

 「東富士演習場は、朝晩はかなり冷え込みますよ」という広報担当自衛官の方の言葉を聞いて、愛用の登山グッズに身を固めて取材に臨みました。メリノウールのアンダーウェアにミッドレイヤーはフリース、防寒着を兼ねたゴアテックスのレインウェアにダウンも用意。ヘッドランプと軽量金属ボトルの水筒、念のために携帯トイレもリュックに詰めて、準備はばっちり。
 ところが道なき道を行く即応予備自衛官主体の部隊に、息を切らしながらくっついて取材するうちに、取材最終日にトレッキングシューズの底がはがれるアクシデントが。即応予備自衛官の皆様、タフな登山靴ですらぶっ壊れるほどのハードな訓練、ご苦労様でした。朝焼けに映える富士山の麓を行進するその姿は、かっこよかったの一言です。

フォトグラファー 長尾 浩之

 一般企業に勤めながら国の守りも担う。なんて格好良いんだろう。
 即応予備自衛官は元自衛官、一度身に着けた身のこなしは決して忘れてはいない。フル装備で夜通しの行進訓練、つかの間の休憩に睡魔が襲う。任務完遂を求めつつ、明日からの仕事のあれこれも考えるのだろうか。即応予備自衛官たちは気合で歩く歩く。シルエットの富士山に朝日が当たり始めて、まもなく招集訓練も終わりを迎える。
 もっとも身近にいる存在の自衛官。それが即応予備自衛官である。彼らの活躍を誌面で伝え、職場の中からもっと自衛隊応援団が増えてほしいと願った。






ページの先頭へ戻る