MAMOR (広報誌)2017年11月号

日本の防衛のこと、もっと知りたい!

MAMOR(マモル)は、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

2017年11月号(9月21日発売) FEATURE

2017年11月号表紙

特集

装甲戦闘車、戦車、戦車回収車が公道を長距離自走する
自衛隊・地上最大級の
機動訓練
に密着!


Military Report

すぐにお届け!
国防の力、何でもサプライ します
陸上自衛隊 関東補給処

編集後記

編集長 高久 裕

 自衛隊で犬が働いているって知っていましたか?警備犬といって、基地の見張りをしたり、中には災害派遣活動に同行して、行方不明者の捜索をする犬もいるのです。マモル11月号の表紙には、雑誌創刊以来初めて、その警備犬が載っています。さすがに敬礼はしていませんが、自衛隊の一員だけあって、キリっとした表情とポーズを決めてくれています。また特集記事は、戦車や装甲車が町の中を走り、トレーラーやフェリーなども使って部隊を機動する機動訓練に同行密着したルポで、珍しい写真が満載。こちらも、普段あまり見ることのない自衛隊を紹介しています。ぜひ、手に取ってみてください。

特集 取材後記

装甲戦闘車、戦車、戦車回収車が公道を長距離自走する
自衛隊・地上最大級の機動訓練に密着!

ライター 野岸 泰之

 今回の第7師団長距離機動訓練に際しては、われわれマモルをはじめ、新聞、テレビ、雑誌など、多くのメディアが取材に来ていました。しかし取り上げ方といえば「戦車・装甲戦闘車が公道を自走!」という側面からがほとんど。確かに、装軌車両が普通の道を走って移動するのは珍しいし、絵になりますから、そこを強調したいのはわかります。ただ、今回の訓練はそればかりではなく、例えば本誌で取り上げたトレーラー輸送のように、深夜に淡々と行われたものもあるんです。そしてこの訓練は第7師団だけでなく、それを支援する多くの部隊がいて力を貸すからこそ、成り立つものなんですね。
 自衛隊にとって、輸送や移動を真面目に考えて訓練することは、いざという時、迅速に部隊を展開させるためにとても重要な意味を持ちます。「戦車が公道を走ってるの、ニュースで見たぞ」という人はもちろん、「こんな訓練見たことない」という人にも、その裏側にはとても多くの部隊と隊員が携わり、努力している……記事がそれを知る一助になれば幸いです。取材にご協力頂いたすべての方に感謝いたします。

フォトグラファー 長尾 浩之

 今回の長距離機動訓練の取材を通して、あらためて自衛官は"タフ"だなと感じた。公道で装甲車を積載したトレーラーの走行。スピード感と重量感のある車列は大迫力だ。その中で女性自衛官が楽々とトレーラーを運転していたのにはとても驚いた。装軌車両の自走も夜が更けてから行われ、公道では細心の注意を払いながらの前進。1台の故障車両もなく集結地点の港へ。数時間の仮眠をしたのちすぐさま船への積載作業がはじまった。我々の取材は船の出港まで。しかし長距離機動訓練は始まったばかり、ここからさらに気の抜けない訓練は続いていくのだ。ほとんど寝ずに密着取材を行ったのだが、正直なところ取材陣もかなり体力と気力を消耗した取材であった。『機動』や『輸送』。一見地味ではあるが、そこが守りには肝心。"タフ"な自衛官にしかできない技を垣間見た取材であった。





Military Report 取材後記

すぐにお届け!
国防の力、何でもサプライします
陸上自衛隊 関東補給処

ライター 臼井 総理

 今回も非常に盛りだくさんで充実した取材ができ、ご協力いただいた関係各位にまずは深く感謝します。と同時にもっと書きたかったなあというネタもたくさんありました。
 霞ヶ浦駐屯地では、まるで物流会社に来たかと間違えるような巨大な自動倉庫や、整備工場に並んだ海外帰りの軽装甲機動車に感動。国内で使うのとは違う負担が車両に掛かるという話も興味深いものでした。迷彩塗装のパターンはテンプレートがあるわけではなく、色の割合などルールの中で、担当の隊員さんの手作業で塗りわけているという話もおもしろく。そして、この状態ではめったに見られない戦車のエンジンやミッション。正直、ここだけで1日過ごせますよ、私。そして忘れちゃいけない用賀支処。老舗の製薬会社かと思うような雰囲気で、映画のロケで使えそうな古い建物も印象的でした。

フォトグラファー 荒井 健

 今回は関東補給処の取材で霞ヶ浦駐屯地と用賀駐屯地を訪れました。補給処とはその名の通り自衛隊の物品を調達、保管、補給、整備を行う場所で、陸上自衛隊の兵站の根幹です。
 霞ヶ浦駐屯地は有名な『ツェッペリン伯号』飛行船が降り立った地であり広大な敷地に歴史を感じました。自衛隊は歴史ある建物が多いですが、用賀駐屯地の倉庫も昭和初期のコンクリート建造物でテンションが上がってしまいました!どちらの駐屯地もすごく手入れされていて、いつも頭が下がります。
 読者の皆様は知っていましたか?私は初めて知ったのですが、用賀では製剤もしていてびっくり!霞ヶ浦の物流倉庫はまるでSF映画様に映る大きな骨組みやシステムがあり車両、航空機の整備や塗装をする建物の天井の高さにも驚きました。
 他にも自衛隊が好きな方でもなかなか目にすることがない場所を撮影してきましたので、是非とも手にとって見ていただきたいです。








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