両立支援制度活用中の隊員の声

防衛省・自衛隊において、ワークライフバランスを図るための様々な制度などを活用・実施している隊員の声を紹介します。

夫婦で育児休業
  • 海木 肇
  • 職種:普通科
  • (陸上自衛隊富士学校普通科部第1戦術班 戦術教官 3等陸佐)
  • 海木 頌子
  • 職種:会計科
  • (陸上自衛隊小平学校会計科部契約教官室 契約教官 3等陸佐)
夫婦で育児休業

私たち夫婦は、平成30年12月に第2子が誕生した際に子育て支援制度を活用し、現在も活用しています。出産当時、ママ3佐は部外に出向研修中であり、産後一旦出向先の企業に復帰することが望まれたため、パパ3佐が育児休業を取得することにしました。職場の上司・同僚等のご理解・ご協力もあり、約2ヶ月間の育児休業を取得し、パパ3佐の育児休業が終了(ママ3佐の出向研修終了)した現在、引き続く形でママ3佐が約2年間の予定で育児休業を取得しています。

様々な家庭があり、その家庭にあった働き方があると思いますが、現在ある制度を活用することで、如何様にも実現することができると思います。特に妊娠・出産に関しては、授かりものであるので素直に喜び、ママだけで全てを抱えることなくパパと一緒に協力して支え合うことによって前向きに勤務していくことができると思います。

(パパ3佐・ママ3佐は、妻の出向先で付けていただいたあだ名です。)

掲載内容は記載当時のものになります。
早出遅出勤務
  • 堤 郷介
  • 職域:電測
  • (舞鶴地方総監部防衛部 2等海曹)
早出遅出勤務

私は、5歳の長男、2歳の長女、0歳の次男と妻の5人家族で、私と妻は共に海上自衛官として勤務しています。

私も妻も実家が遠方であり、普段から実家の支援を得ることが出来ない状況にあります。長女が生後間もなかった頃は、毎日、長男の保育所の送り迎え等もあり、妻に育児の負担がかかっていました。

早出遅出勤務の制度を利用してからは、私自身の出勤時間を遅らせて、家事や出勤前、退庁後の長男の保育所への送迎等も可能になり、妻の負担も大きく減りました。

この制度を利用することに大きな理解を示してくれた上司、同僚に本当に感謝しています。

育児休業・保育時間
  • 濵田 隆志
  • 職域:情報
  • (防衛研究所企画部企画調整課 交流調整係員 3等海曹)
育児休業・保育時間

私は、防衛研究所企画部企画調整課所属で戦史研究センターに勤務しています。

三女の誕生に際し、1ヶ月間の育児休業を取得し、毎日の授乳などで出産直後の妻のサポートをすることができたとともに、日々成長する我が子の生育に毎日触れることができました。

また、育児休業復帰後、引き続き保育時間を取得し、保育のサポートをしながら、日々勤務しています。

今回の育児休業及び保育時間の取得にあたり、取得に必要と感じた要素は
1.上司の理解及び知見
2.組織(係員)のサポート
の2点です。

私の場合には、上司が育児関連制度等に知見のある方で、大変スムーズに取得の手続きが進みました。

プラスして、育児休業中及び保育時間取得中(現在進行形)の業務も、係員の皆さんの育児に対する理解のおかげで、実施できています。更に、戦史研究センターの職員の皆さんも、自分の帰宅間際に業務を依頼しないなど、配慮をしてくれています。

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テレワークという働き方
  • 三浦 泉
  • (人事教育局給与課 防衛事務官)
テレワークという働き方

私は2人目の育児休業から復帰後、人事教育局給与課で課内の庶務業務と退職手当制度の事務などを担当しています。

下の子がまだ小さく、よく病気をするので、病院に連れて行く時間を確保する際などに、職場の協力を得てテレワーク(在宅勤務)をしています。テレワークは職場と同じ情報システム環境で仕事ができるため、その日のうちに無理して業務を進める必要がなく、また、往復約2時間の通勤時間を有効活用できるので、心と時間に余裕をもって、仕事、育児に取り組めているように感じます。

テレワークをするためには職場の理解、協力が不可欠です。今後も、ワークライフバランス実現のため、必要な者が必要な時にテレワークを利用できるように、働き方改革を進めていくことが大切だと思います。

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