日米防衛相会談の概要

平成26年5月31日
防衛省

平成26年5月31日、小野寺防衛大臣とヘーゲル米国防長官は、第13回IISSシャングリラ会合の機会に、シンガポールにおいて会談を行ったところ、概要次のとおり。

1 地域情勢

冒頭、小野寺大臣から、シャングリラ会合におけるヘーゲル長官のスピーチについて、東アジアの安定に資する力強いメッセージとなった旨発言した。

両閣僚は、アジア太平洋地域における安全保障環境について意見交換した。小野寺大臣から、先般の中国軍戦闘機による自衛隊機への異常な接近について、偶発的事故に繋がりかねない危険な行為であり、誠に遺憾である旨発言した。両閣僚は、東シナ海を含めいかなる地域においても力による現状変更の試みに反対することで一致した。両閣僚は、地域の平和と安定のため、引き続き、日米間で緊密に連携していくことを確認した。

この点に関して、小野寺大臣から、今月に開始された米空軍グローバル・ホークの三沢飛行場への一時展開や、2基目のTPY-2レーダーの日本への追加配備は、我が国の安全及び地域の平和と安定にも寄与するものであり、歓迎したい旨述べた。

両閣僚は、東南アジア諸国との協力を引き続き強化させていくことで一致した。

2 日本の安全保障政策

小野寺大臣から、先般提出された「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」の報告書を受け、政府としては、総理が示した今後の検討の進め方についての基本的方向性に基づき、国内で議論が開始されている旨発言した。ヘーゲル長官から、日本のこうした取組を歓迎し、支持するとの発言があった。

3 日米防衛協力

両閣僚は、昨年10月の日米安全保障協議委員会(「2+2」)共同発表において本年末までに完了するとされている「日米防衛協力のための指針」の見直しの作業を引き続き推進していくとともに、幅広い日米間の防衛協力を着実に進めることを通じて、日米同盟の抑止力及び対処力を強化していくことで一致した。

4 在日米軍再編等

両閣僚は、普天間飛行場代替施設の建設工事など、在日米軍の再編を早期かつ着実に進めることで一致した。

特に、沖縄の負担軽減に関して、小野寺大臣から、沖縄県の要望については、できることはすべて行うとの姿勢で臨んでいる旨改めて説明した。両閣僚は、日米防衛協力の強化にもつながるMV-22オスプレイの沖縄県外における訓練の増加の実現など、日米双方が引き続き緊密に連携して沖縄の負担軽減に係る具体的な協力を進展させていくことを確認した。

(以上)

 

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