日米防衛相会談(結果概要)

平成24年8月3日
防衛省

平成24年8月3日、森本防衛大臣とパネッタ米国防長官は、米国防省において会談を行ったところ、概要次のとおり。

1 日米安全保障・防衛協力

(1)総論

 両閣僚は、アジア太平洋地域における安全保障環境について意見交換し、日米同盟が、日本の安全と地域の安定の確保のために引き続き重要であることを確認した。 両閣僚は、変化する安全保障環境に対応し、地域の安全保障を強化していくため、役割・任務・能力(RMC)に関する協議を推進し、 両国間の防衛協力や役割分担のあり方を検討していくことの重要性を強調した。なお、両閣僚は、1997年の日米防衛協力のための指針について、 策定から10年以上経た今日までの安全保障環境の変化や日米協力のあり方も踏まえ、今後、研究・議論していくことが重要であることにつき、認識が一致した。

(2)動的な日米防衛協力

 両閣僚は、日米の「動的防衛協力」の検討に関して、本年4月の「2+2」共同発表及び日米首脳会談における合意を再確認し、検討を加速化させることに合意した。 また、両閣僚は、「動的防衛協力」の具体策として、
・グアム及び北マリアナ諸島連邦における訓練場の整備に関する具体的な協力について、グアム周辺での訓練を拡大していくため、 グアムやテニアン等における施設の共同使用を行っていくことを念頭に検討を深めていくこと
・滞空型無人機に関する両国間の協力を含め、共同の警戒監視活動等について検討を深めていくこと
に合意した。

(3)その他

両閣僚は、F-35を含む装備・技術協力、BMD、情報保全、海洋の安全保障、人道支援・災害救援(HA/DR)での多国間協力など幅広い分野について意見を交換し、 これらの協力を更に進めていくことで一致した。

2 在日米軍再編

 両閣僚は、普天間飛行場の辺野古への移設、グアム移転の着実な進展など、本年4月の「2+2」共同発表の合意を実現すべく、日米双方が努力していくことで一致した。

3 オスプレイ

森本大臣から、オスプレイの沖縄への配備にあたっては、防衛省に事故調査結果等について分析評価を行う分析評価チームを設置したことを説明し、 事故調査結果や安全性等に係る情報の早期提供を求めた。 パネッタ長官からは、オスプレイの安全性について確信しており、モロッコ及びフロリダにおける事故の調査結果を今後日本側に提供していく旨発言があった。 両閣僚は、安全性の確認がなされるまで、オスプレイの飛行は行わないことを確認した。 また、森本大臣から、低空飛行訓練を含むオスプレイの運用に関する事項について日米合同委員会の場で議論し、周辺住民に配慮していくことが重要である旨述べた。

(以上)

 

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