日米防衛相会談の概要

平成22年5月25日
防衛省

 平成22年5月25日、北澤防衛大臣とゲイツ米国防長官は、米国防省において会談を行ったところ概要次のとおり。

1 普天間飛行場の移設問題

 普天間飛行場の移設問題について、日米両国は、引き続き緊密に連携し問題の解決に取り組んでいくことで一致。ゲイツ長官からは、まだ問題は残っているが、これまでの進展は喜ばしいとの発言があり、北澤大臣から、これまでの米側の協力に感謝。両国は、移設の実現に向け、本件に関する防衛当局間の協力を継続する旨確認。

2 朝鮮半島情勢

 北澤大臣から、韓国海軍艦艇沈没事案について、北朝鮮の魚雷攻撃は、許しがたいものであり、我が国としても、これを強く非難する旨述べ、今後の対応に当たっては、朝鮮半島及び我が国を含む地域の平和と安定のため、米国、韓国をはじめ国際社会と引き続き緊密に連携・協力していく考えである旨述べた。
これに対し、ゲイツ長官からは、北朝鮮に対する鳩山総理の対応への感謝の意が述べられ、日米韓の3カ国が連携して統一した姿勢を示すことが重要との発言があった。
このような中、北朝鮮の更なる挑発行為を許さぬためにも、6月にシンガポールで開催予定のシャングリラ・ダイアログにて、昨年に続き日米韓防衛相会談を行うことが重要であるとの考えで一致。

3 中国海軍の動き

 北澤大臣から、本年4月に行われた中国海軍による訓練など、中国艦船の最近の動向について説明し、海自護衛艦に対するヘリの近接飛行にみられるように、偶発的事案発生の危惧が並存している状況にある旨述べた。
 また、北澤大臣から、かかる状況の中で、日米間で様々な協力を行っていきたい旨述べ、ゲイツ長官と協力の重要性につき意見が一致。

4 イラン

 ゲイツ長官から、イランに関する国連決議への支持を含む、日本のイラン問題への取り組みに対し、謝意が示された。

5 日米同盟の深化

 日米安全保障条約改定50周年にあたる本年、日米同盟を21世紀にふさわしい形で深化させ、より信頼性・実効性のあるものにするため、幅広い分野での協力を着実に進めていくことで一致。防衛大臣間の連携も強化することで一致。

(了)

 
 

ページの先頭へ戻る