海上自衛隊特別警備隊の課程学生であった3等海曹が、格闘教務中に倒れ、急性硬膜下血腫によって死亡した事故について(概要)

 平成20年9月9日、海上自衛隊特別警備隊の課程学生であった3等海曹が、格闘教務中に連続組手が行われた際に倒れ、同25日急性硬膜下血腫によって死亡した事故について、概要以下のとおり。

1 調査委員会の設置

 平成20年9月10日、海上自衛隊は、呉地方総監部幕僚長を長とする一般事故調査委員会を設置し、事故調査を開始した。

2 事故調査委員会の報告

 同事故調査委員会から、平成21年7月10日、海上幕僚長に対し事故調査報告がなされた。
 別紙:一般事故調査委員会報告書(公表版)

3 事故の原因

 同事故調査委員会から海上幕僚長に報告された事故調査報告書においては、事故の原因として、「格闘を指導する技量がなかった第3小隊幹部及び主任教官付が、連続組手の危険性や学生の技量を適切に判断できず、不適当な格闘ルールと不適切な防具等により、安全対策を十分にとらないまま、教務方法としては採るべきでない、必要性のない、危険性の高い連続組手をその指導の下で行わせ、これにより14人の学生が連続的に対戦したことが、事故の主因と考えられる」としており、防衛省としてこれを了承した。

4 今後の対応

 防衛省・海上自衛隊は、事故調査報告書で示された事故防止方法に関する意見等を踏まえ、二度と同種事案が生起しないよう再発防止に努め、国民の信頼回復に努めてまいる所存である。

 

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