令和2年1月12日(日)未明、北朝鮮船籍タンカー「CHON MA SAN(チョンマサン)号」(IMO番号:8660313)と「明波
5」との表示がある船籍不明の船舶が東シナ海の公海上(上海の東約240㎞の沖合)で接舷(横付け)していることを海上自衛隊第1海上補給隊所属の補給艦「ときわ」(横須賀)が確認しました。
両船舶は、接舷した上で蛇管(ホース)を接続していたことから、何らかの作業に従事していた可能性があり、政府として総合的に判断した結果、国連安保理決議で禁止されている「瀬取り」を実施していたことが強く疑われます。
なお、北朝鮮船籍タンカー「CHON MA SAN号」は、平成30年3月に国連安保理北朝鮮制裁委員会により資産凍結・入港禁止の対象に指定された船舶です。