青森県東北町小川原湖における米空軍三沢飛行場所属F-16戦闘機の燃料タンク投棄事故に関する調査結果について

平成30年11月20日
防衛省

 平成30年2月20日に米空軍三沢飛行場所属のF-16戦闘機が、青森県東北町の小川原湖に燃料タンクを投棄した事故について、米側から防衛省に対して以下のとおり、調査結果に関する情報の提供がありました。

1.事故の概要・原因

  • 本件事故は、通常の訓練中のF-16戦闘機が三沢飛行場を離陸した直後、エンジンから出火があり、パイロットは自機の速度又は高度を維持できなくなったことから、緊急時の手順に従い、外装燃料タンクを小川原湖に投棄したもの。
  • 事故原因は、事故機のエンジンに旧式の部品(タービン・フレーム前部フェアリング)が2012(平成24)年に取り付けられており、離陸中に当該部品が破損し、エンジンが異常に過熱して出火に至ったもの。
  • パイロットは、事故当時、冷静に正確かつ適切な行動をとっており、その行動が事故につながることはなく、本件事故の原因はパイロットによるものではなかった。

2.点検・再発防止等

  • 今回の事故調査により、旧式の部品が事故機のエンジンに取り付けられていたことが明らかになったため、三沢飛行場第35戦闘航空団は、直ちに全てのエンジン及び予備エンジンを点検し、その全てに正しい部品が取り付けられていることを確認した。
  • また、三沢飛行場においては、2012(平成24)年の整備の状況を踏まえ、飛行業務の安全性及び信頼性を確保するため、組織及び管理面における複数の変更や、第35整備隊エンジン小隊の部品保管場所の拡大による、部品管理の改善が図られてきている。