口永良部島における噴火に係る災害派遣について(最終報)

平成27年6月1日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は、前回報告からの変更箇所

1.災害派遣の概要

(1)要請日時

平成27年5月29日(金)10時40分

(2)要請元

鹿児島県知事

(3)要請先

陸上自衛隊第8師団長(北熊本)

(4)要請の概要

航空機による避難支援・情報収集

(5)発生場所

鹿児島県口永良部島(くちのえらぶじま)

(6)撤収要請日時

平成27年6月1日(月)16時15分

2.災害派遣までの経緯

 平成27年5月29日(金)、口永良部島で噴火が発生、同日10時40分、鹿児島県知事から陸上自衛隊第8師団長に対し、航空機による避難支援・情報収集に係る災害派遣要請があった。

3.防衛省・自衛隊の対応

(1)派遣部隊

陸自
第8師団司令部(北熊本)、第8通信大隊(北熊本)、第8偵察隊(北熊本)、第12普通科連隊(国分)、西部方面航空隊(高遊原、目達原)、第8飛行隊(高遊原)
海自
第1航空群(鹿屋)、第22航空群(鹿屋)
空自
第5航空団(新田原)、偵察航空隊(百里)

(2)活動規模

人員
約90名 (航空関係要員約58名、LO等約10名、地上要員約22名)
(延べ約430名)
(延べ航空関係要員約260名、LO等約60名、地上要員約110名)
車両
5両(延べ約20両)
航空機
13機(延べ44機)

(3)主な対応状況

【29日(金)】
10時15分第5航空団のF-4×2機が基地を離陸。以降、情報収集活動を実施。
10時20分 防衛大臣指示
  • ◯自治体及び関係省庁と緊密に連携し、災害派遣活動に万全を期すこと。
  • ◯被害の状況に応じ、適切な対応を実施すること。
10時30分第12普通科連隊のLO(人員4名、車両1両)が駐屯地を出発。以降、鹿児島県庁で情報収集活動実施。
10時40分鹿児島県知事から陸上自衛隊第8師団長に対して災害派遣要請
10時48分第1航空群のP-3C×1機が基地を離陸。以降、情報収集活動実施。
11時12分西部方面航空隊のUH-60×1機、UH-1×2機が駐屯地を離陸。以降、情報収集活動実施。(活動後、鹿屋で待機。)
11時15分第8飛行隊のUH-60×1機が駐屯地を離陸。屋久島町役場へ12普通科連隊LO2名を輸送。12時43分現地到着、避難支援活動等を実施する第8師団司令部・第8通信大隊・第8偵察隊所属の人員6名を輸送後、高遊原へ帰投。
11時23分第22航空群のUH-60×2機が基地を離陸(11時45分、47分現地到着)。以降、情報収集活動実施。
12時18分第8飛行隊のCH-47×1機が駐屯地を離陸。(14時03分種子島到着)以降、避難支援実施準備のため、種子島で待機後、高遊原へ帰投。
12時30分偵察航空隊のRF-4×2機が基地を離陸。以降、情報収集活動実施。
12時52分第8飛行隊のCH-47×1機が駐屯地を離陸(13時43分国分到着)。以降、避難支援実施準備のため、国分で待機後、高遊原へ帰投。

◯ 第12普通科連隊のファスト・フォース約20名、車両4両が国分で待機。

(航空関係要員約80名、LO等約10名、地上要員約35名)

【30日(土)】
◯ 第12普通科連隊のLO(人員4名、車両1両)が鹿児島県庁で情報収集活動実施。
◯ 第12普通科連隊のLO(人員2名)が屋久島町役場で情報収集活動実施。
◯ 西部方面航空隊のCH-47×3機が高遊原で待機。
◯ 西部方面航空隊のUH-1×2機、UH-60×1機が鹿屋で待機。
◯ 第12普通科連隊のファスト・フォース約20名、車両4両が国分で待機。
◯ 第22航空群のUH-60×3機が鹿屋で待機。

(航空関係要員約60名、LO等約20名、地上要員約35名)

【31日(日)】
◯ 第12普通科連隊のLO(人員4名、車両1両)が鹿児島県庁で情報収集活動実施。
◯ 第12普通科連隊のLO(人員2名)が屋久島町役場で情報収集活動実施。
◯ 西部方面航空隊のCH-47×3機が高遊原で待機。
◯ 西部方面航空隊のUH-1×2機、UH-60×1機が鹿屋で待機。
◯ 第12普通科連隊のファスト・フォース約20名、車両4両が国分で待機。
◯ 第22航空群のUH-60×3機が鹿屋で待機。

(航空関係要員約60名、LO等約20名、地上要員約20名)

【6月1日(月)】
07時11分西部方面航空隊のUH-60×1機が島民等一時帰島に伴う緊急避難に備え現地上空で待機するため駐屯地を離陸。
07時34分西部方面航空隊のUH-60×1機が島民等一時帰島に伴う緊急避難に備え現地上空で待機するため駐屯地を離陸。
07時40分西部方面航空隊のCH-47×1機が島民等一時帰島に伴う緊急避難に備え屋久島で待機するため駐屯地を離陸。
07時54分西部方面航空隊のCH-47×1機が島民等一時帰島に伴う緊急避難に備え屋久島で待機するため駐屯地を離陸。
08時49分西部方面航空隊のUH-1×1機が情報収集活動実施のため駐屯地を離陸。
08時52分西部方面航空隊のUH-1(ヘリ映伝機)×1機、UH-60×1機が情報収集活動実施のため基地を離陸。
10時05分第8飛行隊のLO(人員1名)が情報収集のため屋久島町役場へ到着。
10時12分第8飛行隊のUH-60×1機が鹿児島県知事による上空視察支援のため駐屯地を離陸。
13時25分第8飛行隊のCH-47×1機が屋久島町長による上空視察支援のため屋久島空港を離陸。
16時11分西部方面航空隊のUH-1(ヘリ映伝機等)×1機が情報収集活動実施のため基地を離陸。
  • ◯ 第12普通科連隊のLO(人員2名、車両1両)が屋久島町役場で情報収集活動を実施。
  • ◯ 第12普通科連隊のファスト・フォース約20名、車両4両が国分で待機。
  • ◯ 第22航空群のUH-60×3機が鹿屋で待機。

(航空関係要員約60名、LO等約10名、地上要員約20名)

16時15分撤収要請。

4.その他の支援

【6月1日(月)】
 気象庁からの観測支援要請を受け、官庁間協力により口永良部島に「ソーラーパネル式地震計一式」、薩摩硫黄島に「アンテナ」を設置するため機材及び人員を西部方面航空隊のCH-47×1機で輸送。

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