平成26年2月大雪に伴う災害派遣について(最終報)

平成26年2月23日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は、前回報告からの変更箇所

1.派遣の概要

派遣の概要(表)
要請日時 要請元 要請先 要請の概要 活動地域 撤収要請
2月15日(土)
11時20分
山梨県知事 第1師団長(練馬) 人命救助
物資輸送
山梨県甲府市、富士吉田市、富士河口湖町、小菅村(こすげむら) 等 22日(土)
10時30分
2月15日(土)
14時50分
群馬県知事 第12旅団長(相馬原) 人命救助
物資輸送
群馬県高崎市、渋川市、南牧村(なんもくむら)、箕郷町(みさとまち) 等 21日(金)
09時30分
2月15日(土)
15時44分
福島県知事 第44普通科連隊長(福島) 人命救助 福島県福島市土湯峠 15日(土)
19時45分
2月15日(土)
17時00分
福島県知事 第6特科連隊長
(郡山)
人命救助 福島県猪苗代湖付近 15日(土)
19時00分
2月15日(土)
21時48分
長野県知事 第13普通科連隊長(松本) 人命救助
物資輸送
孤立車両の救助に係る除雪
長野県軽井沢町、筑北村(ちくほくむら)、佐久市、小諸市(こもろし) 18日(火)
18時10分
2月16日(日)
10時14分
静岡県知事 富士学校長
(富士)
人命救助 静岡県小山町 18日(火)
12時00分
2月16日(日)
11時00分
東京都知事 第1師団長(練馬) 人命救助 東京都奥多摩町、檜原村(ひのはらむら)、青梅町 21日(金)
11時45分
2月16日(日)13時30分 宮城県知事 第2施設団長
(船岡)
人命救助 宮城県丸森町 18日(火)
08時00分
2月17日(月)
18時30分
埼玉県知事 第1師団長(練馬) 人命救助 埼玉県秩父市、小鹿野町 23日(日)
12時00分

2.防衛省・自衛隊の対応

(1)派遣部隊

 人員:延べ約5,060名
 車両:延べ約990両
 航空機:延べ131機

(2)活動実績

 救助者数:73名、患者空輸:3名
 物資輸送:約44.0t
 除雪距離:約281.2km

(3)派遣部隊

 陸上自衛隊
第1飛行隊(立川)、東部方面航空隊(立川)、第1特科隊(北富士)、第48普通科連隊(相馬原)、第12ヘリコプター隊(相馬原)、第12後方支援隊(新町)、第12施設中隊(新町)、第13普通科連隊(松本)、第306施設隊(松本)、富士教導団(富士)、第1施設大隊(朝霞)、第32普通科連隊(大宮)、第1ヘリコプター団(木更津)、第34普通科連隊(板妻)、第4施設群(座間)、第12対戦車中隊(相馬原)、第364施設中隊(駒門)、第2施設団(船岡)、第44普通科連隊(福島)、第12偵察隊(相馬原)、東北方面航空隊(霞目)、中部方面航空隊(八尾)
 航空自衛隊
航空救難団(入間)、航空救難団(小牧)、偵察航空隊(百里)

(4)政府・省の対応

2月17日(月)
09時55分 防衛大臣指示
・救援活動にあたっては、人命救助を第一としつつ、自治体からのニーズを踏まえ、関係部隊間で協力し迅速かつ効果的な活動を行うこと。
・天候の変化に備え、関係機関と情報を共有、連携し、新たな災害派遣要請に即応できるよう所要の準備を整えること。
2月18日(火)
10時30分 平成26年(2014年)豪雪非常災害対策本部 設置
11時30分 内閣総理大臣指示事項
今後、孤立による凍死等による犠牲者を出さない
自衛隊の人員やヘリ等の装備の体制を大幅に強化するとともに、関係機関が連携し、最大限の総力を挙げて、除雪等対応を加速せよ。
国民生活の早期改善に万全を上げよ。
12時12分 平成26年豪雪に対する災害派遣の実施に関する自衛隊行動命令(体制拡充)
 非常災害対策本部における内閣総理大臣指示事項を踏まえ、防衛大臣から、災害派遣部隊の拡充を指示
・全体として約1,000名規模で対処
・ヘリコプターを活用した物資輸送ネットワーク
・除雪促進のための施設器材の拡充

3.各県における主な活動状況

【山梨県】

(1)災害派遣から撤収までの経緯

 平成26年2月14日(金)、山梨県甲府市近郊(甲府市~河口湖間)において雪崩が発生。西湖付近では観光バス(乗員及び乗客19名)1両が降雪等により孤立状態となるほか、精進湖付近において孤立者が発生。警察、消防により車両の乗員及び孤立者の救出を試みるも、降雪により救出に至らず、15日(土)11時20分、山梨県知事から陸上自衛隊第1師団長(練馬)に対して、人命救助及び物資輸送に係る災害派遣要請があった。
同年2月22日(土)10時30分、所要の活動を終了したことから、撤収要請

(2)派遣部隊

陸自 第1飛行隊(立川)、東部方面航空隊(立川)、第1特科隊(北富士)、第12ヘリコプター隊(相馬原)、第1ヘリコプター団(木更津)、第34普通科連隊(板妻)、第4施設群(座間)、富士教導団(富士)、第364施設中隊(駒門)、東北方面航空隊(霞目)、中部方面航空隊(八尾)
空自 航空救難団(入間)、航空救難団(小牧)、偵察航空隊(百里)

(3)派遣規模

人員 延べ約3,350名
車両 延べ約540両
航空機 延べ82機

(4)活動実績

救助者数 66名、 患者空輸:2名
物資輸送 約26.1t
除雪距離 約197.8km

(5)活動内容

人命救助、人命救助のための除雪、救援物資の輸送、患者空輸

【群馬県】

(1)災害派遣から撤収までの経緯

 平成26年2月14日(金)01時00分頃、群馬県高崎市箕郷町松之沢で雪崩が発生し、男性4名が車両で琴平山に向かう途中立ち往生し、身動きがとれなくなったことから、同年2月15日(土)14時50分群馬県知事から陸上自衛隊第12旅団長(相馬原)に対して、人命救助に係る災害派遣要請があった。同年2月16日(日)、新たに物資輸送に係る追加要請。

 同年2月21日(金)9時30分、所要の活動を終了したことから、撤収要請

(2)派遣部隊

第12対戦車中隊(相馬原)、第48普通科連隊(相馬原)、第12ヘリコプター隊(相馬原)、第12偵察隊(相馬原)、第12後方支援隊(新町)、第12施設中隊(新町)、第1飛行隊(立川)

(3)派遣規模

人員 延べ約540名
車両 延べ約125両
航空機 延べ21機

(4)活動実績

救助者数: 累計5名
物資輸送: 約2.1t
除雪距離: 約25.9km

(5)活動内容

人命救助、人命救助のための除雪、救援物資の輸送、情報収集、安否確認

【福島県】(福島市)

(1)災害派遣から撤収までの経緯

 平成26年2月15日(土)頃、福島県福島市土湯峠付近で大雪のため孤立車両約20両が発生。同日15時44分福島県知事から陸上自衛隊第44普通科連隊長(福島)に対して、人命救助に係る災害派遣要請があった。
同日19時45分、交通状況の回復により孤立状態が解消されたため、撤収要請

(2)派遣部隊

陸自 第44普通科連隊(福島)

(3)派遣規模

人員 延べ約50名
車両 延べ7両

(4)活動内容

偵察活動

【福島県】(郡山市)

(1)災害派遣から撤収までの経緯

 平成26年2月15日(土)、福島県猪苗代湖付近で大雪のため孤立車両が発生。同日17時00分福島県知事から陸自第6特科連隊長(郡山)に対して、人命救助に係る災害派遣要請があった。

(2)防衛省・自衛隊の対応

 第6特科連隊が派遣準備中のところ、救助対象の孤立車両について、交通状況が回復したことにより、孤立状態が解消されたため、同日19時00分に撤収要請

【長野県】

(1)災害派遣から撤収までの経緯

 平成26年2月15日(土)、雪害のため長野県軽井沢町の浅間山麓広域農道において車両約200両が渋滞したため、同日21時48分、長野県知事から陸上自衛隊第13普通科連隊長(松本)に対して、人命救助等に係る災害派遣要請があった。
16日(日)、長野県より国道18号線の立ち往生車両の救助に係る除雪及び救援物資の輸送の要請があった。
18日(火)18時10分、所要の活動を終了したことから、撤収要請

(2)派遣部隊

陸自 第13普通科連隊(松本)、第306施設隊(松本)、東部方面航空隊(立川)

(3)派遣規模

人員 延べ約240名
車両 延べ約70両

(4)活動実績

除雪距離:約6.2km

(5)活動内容

人命救助のための除雪、救援物資の輸送

【静岡県】

(1)災害派遣から撤収までの経緯

 平成26年2月14日(金)からの豪雪により、小山町須走地区において約70名の孤立者が発生したことに伴い、16日(日)10時14分、静岡県知事から陸上自衛隊富士学校長(富士)に対して、人命救助のための除雪に係る災害派遣要請があった。
同年2月18日(火)12時00分、所要の活動を終了したことから、撤収要請

(2)派遣部隊

陸自 富士教導団(富士)

(3)派遣規模

人員 延べ約180名
車両 延べ約55両

(4)活動実績

除雪距離:約6.1km

(5)活動内容

人命救助のための除雪

【東京都】

(1)災害派遣から撤収までの経緯

 東京都奥多摩町小河内地区及び檜原村において、豪雪による孤立世帯約200世帯約360名が孤立したことから、16日(日)11時00分、東京都知事から陸上自衛隊第1師団長(練馬)に対して、人命救助のための除雪に係る災害派遣要請があった。
同年2月21日(金)11時45分、所要の活動を終了したことから、撤収要請

(2)派遣部隊

陸自 第1施設大隊(朝霞)、東部方面航空隊(立川)、第12ヘリコプター隊(相馬原)、
第4施設群(座間)、第34普通科連隊(板妻)

(3)派遣規模

人員 延べ約300名
車両 延べ約110両
航空機 延べ14機

(4)活動実績

患者空輸: 1名
物資輸送: 約4.6t
除雪距離: 約36.1km

(5)活動内容

情報収集、人命救助のための除雪、救援物資の輸送、患者空輸、安否確認

【宮城県】

(1)災害派遣から撤収までの経緯

 平成26年2月14日(金)からの豪雪により、約550世帯の孤立住民が発生したことから、16日(日)13時30分、宮城県知事から陸上自衛隊第2施設団長(船岡)に対して、人命救助のための除雪に係る災害派遣要請があった。
同年2月18日(火)08時00分、所要の活動を終了したことから撤収要請

(2)派遣部隊

陸自 第2施設団(船岡)

(3)派遣規模

人員 延べ約35名
車両 延べ約20両

(4)活動実績

除雪距離:累計約9.1km

(5)活動内容

人命救助のための除雪

【埼玉県】

(1)災害派遣から撤収までの経緯

 平成26年2月14日(金)からの豪雪により、約160世帯の孤立住民が発生したことから、17日(月)18時30分、埼玉県知事から第1師団長に対して、孤立者の人命救助に係る災害派遣要請があった。
同年2月23日(日)12時00分、所要の活動を終了したことから、撤収要請

(1)派遣部隊

陸自 東部方面航空隊(立川)、第32普通科連隊(大宮)、第1ヘリコプター団(木更津)

(2)派遣規模

人員 延べ約360名
車両 延べ約70両
航空機 延べ14機

(3)活動実績

救助者数: 累計2名
物資輸送: 約11.2t

(4)活動内容

人命救助、救援物資の輸送、情報収集、安否確認

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