国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)への物資協力について

平成25年12月23日
内閣府
外務省
防衛省

我が国は、UNMISSに施設部隊約400名を派遣し、2011年に独立を果たしたばかりの南スーダンの国づくりに協力を行ってきているところである。

南スーダンにおいては、本年12月中旬より反政府勢力の攻勢により現地の治安情勢が急激に悪化している。このような中、UNMISS司令部より、ジョングレイ州ボルに駐屯する韓国隊及び共に宿営地内に所在する避難民等の防護のための武器の使用に備え、不足している弾薬の譲渡が要請された。不足している弾薬の型は我が国部隊が保有しているものと同型であり、現在UNMISSに展開している部隊の中で同型の在庫を有しているのは我が国部隊のみであるため、我が国からの無償譲渡を行わない場合、韓国隊の隊員及び避難民の生命・身体の防護に支障が生じることになる。そのため、国連からの要請に基づき、必要な弾薬10,000発を無償で国連に譲渡することとした。

本件は、我が国も参加するUNMISSが行う活動の一環として、施設業務を任務とする韓国隊の隊員及び避難民の生命・身体を保護するために一刻を争う緊急事態であり、緊急の必要性・人道性が極めて高いことに鑑み、当該弾薬が韓国隊の隊員及び避難民等の生命・身体の保護という自己保存のためにのみ使用されること、及びUNMISSの管理の下、UNMISS以外への移転が厳しく制限されていることを前提として、官房長官談話を発出することにより、武器輸出三原則等によることなく、国際平和協力法第25条に基づく「物資協力」の枠組みで譲渡を行うものである。

(了)

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