海賊対処のために派遣されたP-3C哨戒機の活動状況について
(平成21年9月)

平成21年10月1日
防衛省

1.任務実績(9月1日~9月30日)

  1. ・飛行回数 21回(累計 72回)
  2. ・飛行時間 約180時間(累計 約570時間)
  3. ・確認した商船数 約1400隻(累計 約4800隻)
  4. ・護衛艦、諸外国の艦艇等及び民間商船への情報提供 約140回
    (累計 約400回)

2.情報提供等を行った事例

    (1)9月20日、民間商船より、不審な小型船舶がいるとの情報を受け、警戒監視中のP-3Cが現場に急行し、はしごのようなものを積み、8名の人間が乗っている船舶を視認【写真1】。この情報を、他国艦艇等及び周辺を航行中の船舶等に提供した。その後、ドイツ艦艇搭載のヘリコプターが警告射撃を行って当該船舶を停船させるとともに、オーストラリア艦艇搭載の小型機動船が立入検査を実施し【写真2】、ロケットランチャーやAK-47等の武器・弾薬を没収した後、本船を解放した。

    (2)上記のほか、以下の事例があった。

    ■9月4日、民間商船より、不審な船舶がいるとの通報を受け、警戒監視中のP-3Cが確認を実施したところ、特段疑わしい点は見当たらなかったことから、その旨を、通報元の民間商船に連絡した。

    ■9月13日、警戒監視中のP-3Cが、不審な船舶が小型船舶を曳航しているのを視認。他国艦艇等にその旨を情報提供し、トルコ艦艇が調査したところ、特段疑わしい点は見当たらなかった。

    ■9月19日、関係国・関係機関より、商船を襲撃し逃走している不審船舶を韓国艦艇が追尾している旨の情報を受けて、P-3Cが現場に進出し、小型船舶を曳航する不審な船舶を視認【写真3】。なお、韓国艦艇が当該船舶への立入検査を実施し、ロケットランチャーや弾薬等を没収し、本船を解放した。

    ■9月20日、民間商船より、不審な船舶がいるとの通報を受け、警戒監視中のP-3Cが確認を実施したところ、特段疑わしい点は見当たらなかったことから、その旨を、通報元の民間商船に連絡した。

    ■9月23日、警戒監視中のP-3Cが、小型船舶2隻を曳航している不審な船舶を視認。他国艦艇等にその旨を通報し、英国艦艇搭載のヘリコプターが確認したところ、特段疑わしい点は見当たらなかった。

    ■9月26日、民間商船より、不審な船舶がいるとの通報を受け、警戒監視中のP-3Cが確認を実施。特段疑わしい点は見当たらなかったことから、その旨を、通報元の民間商船に対応していたイタリア艦艇に連絡した。

    ■9月27日、民間商船より、不審な船舶がいるとの通報を受け、警戒監視中のP-3Cが確認を実施。小型船舶2隻が航行しており、特段疑わしい点が見当たらなかったことから、その旨を、通報元の民間商船に連絡し、“Thank you for your cooperation”(ご協力ありがとうございます)との感謝メッセージを受領した。


PDF形式のファイルを御覧いただく場合には、Adobe Reader(無料)が必要です。Adobe Reader は、Adobeのサイト(別ウィンドウ)からダウンロードしてください。

別ウィンドウで Adobe Reader のダウンロードページへ


ページの先頭へ戻る