海賊対処のために派遣されたP-3C哨戒機の活動状況について
(平成21年8月)

平成21年9月1日
防衛省

1.任務実績(8月1日~8月31日)

  1. ・飛行回数 22回 (累計 51回)
  2. ・飛行時間 約170時間 (累計 約390時間)
  3. ・確認した商船数 約1500隻 (累計 約3500隻)
  4. ・護衛艦、諸外国の艦艇等及び民間商船への情報提供 約120回 
    (累計 約250回)

2.情報提供等を行った事例

    (1)8月19日、警戒監視中のP-3Cが、はしごを積んだ不審な船舶が漂泊しているのを確認。その後、同船は近傍のタンカーに向けて航行を開始【写真1】。周囲を航行中の民間船舶及び他国艦艇に情報の提供を行い、この情報を受けたEU海賊対処水上部隊のドイツ艦艇が現場に向かい、立入検査を実施【写真2】。AK-47等の武器を没収し、本船を解放した。なお、EU海賊対処水上部隊より、"Thank you for excellent teamwork"(素晴らしいチームワークに感謝します)とのメッセージが、また、当該不審船舶の進路に位置していたタンカーより、"Now, suspicious boat is clear. So thank you very much. We appreciate all of your advice"(今や、不審な船舶はいなくなりました。ありがとうございました。我々はあなた方の通報に感謝します)とのメッセージが寄せられている。

    (2)8月22日、警戒監視中のP-3Cが、はしごを積んだ不審な船舶が航行しているのを確認【写真3】。周囲を航行中の民間船舶及び外国艦艇に情報の提供を行い、この情報を受けたEU海賊対処水上部隊のオランダ艦艇が艦載ヘリコプターを発艦させ、警告射撃を行うことにより不審な船舶の逃走を阻止した。また、EU海賊対処水上部隊のノルウェー艦艇が現場に向かい、小型機動船を発進させ、立入検査を実施した。はしごやロケットランチャー等の武器を没収し、本船を解放した。なお、EU海賊対処水上部隊より、"Thank you once again for excellent cooperation"(素晴らしいチームワークに、再度感謝します)とのメッセージが寄せられている。

    (3)上記のほか、以下の事例があった。

    ■8月14日、他国艦艇より、同日発生した海賊事案に関与した海賊母船が存在する可能性があるエリアについての情報を入手した。P-3Cが当該エリアの捜索を行ったところ、特異な船舶は発見されなかったことから、その旨を、付近を航行中の民間船舶や各国艦艇に通報し、通常の警戒監視業務に復帰した。

    ■8月16日、関係国・関係機関より、海賊事案が発生しているとの情報を入手し、P-3Cが現場に進出した。その結果、現場で確認された3隻の商船に特段疑わしい点が見られなかったことから、その旨を、付近を航行中の民間船舶や各国艦艇に通報し、通常の警戒監視業務に復帰した。


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